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*101*
そっかぁ…
***
「僕の名はセルタ・フィディール。もう位は有りませんがね」
「…何故、残っているの?」
サーヤがセルタに聞く。
「それは簡単。僕がただ魔界に居なかっただけのことです」
セルタはニヤニヤと笑ってサーヤたちを見ている。サーヤは思考を巡らせ、たどり着いた答えは。
「妖界…妖界に…居たの…」
「ご名答。そして王女。既に聞き及んでいるかは知りませんが、妖界は僕ら生き残った悪魔が制圧しています」
その言葉に、サーヤたちは愕然とする。
一刻も早くいかなければいけない。
「でもその前に……貴方を倒す」
サーヤが言い放つのと同時に、レイヤ、志穂、魔梨、陸、ゆのり、霧亜が臨戦体制を取った。
「光よ、悪を打つ鋭き矢となれ!」
「闇よ、無限となり、光を飲み込め」
「水よ、魔を消し去る槍となれ!」
「風よ、魔を切り裂く刃となれ!」
久々の悪魔との戦いが幕をあけた。
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