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*120*
「妖界への道を開きます!」
ルナが叫び、タイとともに妖界への道を開いた。
「入るぞ!」
もっけの声で、サーヤたちは手と足に込める力を強める。
「3,2,1!」
カウントが終わったかと思うと、前回と同じような不思議な感じーまるで受け入れられていないようなーがした。
霧亜に至っては両目をきつく瞑っていた。
「ッ」
その 嫌な感じ がしたのも一瞬。
次に目を開けるとそこには。
「あ!?」
「!?」
光が溢れ、キラキラと煌めく世界ーの、筈だった。
そこに見えていたのは…。
悪魔に占領され
花も木も枯れて
希望を無くしたような目をした妖怪たちが
悪魔を恐れながら小さく歩いていた
とても残酷な光景だった。
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