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*30*
ああ、ゴメン間違えたー
じゃあカエデ★。トリップの付け方は管理人の奴見ればわかるよ。
***
「サーヤ!」
「紗綾さん!」
「紗綾!」
みんな口々にサーヤの名を呼ぶ。
「・・・」
それでもサーヤの反応は一切無い。
「サーヤちゃん、お願い、目を覚まして・・・」
ルナが小さな声で願うように呟いた。
「起こすより先に、人間界に戻ろう」
ここは冷静な鳴神が、サーヤを心配そうに見ながらみんなを促す。
「ああ・・・」
「ここでおれらだけじゃ何にも出来ないしね」
ルナたちもうなずき、レイヤ、ユウヤ、魔梨は人間界への道を作り出す。
「行くぞ。まずサーヤを先に行かせろ。その後に全員続け!」
レイヤのいう通りに、先にサーヤを道へ通らせる。
そしてルナたちが後に続き。今度こそこの魔界に静かな暗闇が広がった。
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