完結小説図書館
<< 小説一覧に戻る
>>「紹介文/目次」の表示ON/OFFはこちらをクリック
>>「紹介文/目次」の表示ON/OFFはこちらをクリック
10~ 20~ 30~ 40~ 50~ 60~ 70~ 80~ 90~ 100~ 110~ 120~ 130~ 140~ 150~ 160~ 170~ 180~ 190~ 200~ 210~ 220~ 230~
*160*
「で、出たぁ…」
ルナたちがほっと息をついたのも束の間。即座に人間界への道を開く。
「タイ君いける!?」
「問題ない行くぞ!」
『ッつ…!!』
空間を無理矢理こじ開けているような物なので、多少の負担は掛かるが、優先すべきは鳴神の背に居る女。
ルナたちは力が消耗するのも気にせず道を開ききった。
「入れ!」
タイが叫ぶ。
その声に、マテリアルたちが次々と入っていく。
最後にルナとタイも飛び込んだ。
「その人…大丈夫ですか?」
サーヤは鳴神の背の女の顔をのぞき込む。
瞬間。 サーヤは強い旋律にうたれる。
「ーーーーーえ…?」
考える暇もなく、サーヤの意識は断たれた。
PR