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*114*
「っ」
女は今にも泣きそうな目でその光景を見つめていた。
苦しみ消えていく妖怪たち。それを見ながら、満足そうな笑みを浮かべる悪魔。
本当なら、今すぐにでも殴り込みたかった。でもそれは、女を拘束する鎖が許さない。
「!っや…いやッ!!!助けて!ーーー!」
叫びはあたりの悲鳴にとけ込み消えていく。女は涙を流しそれを見ていることしかできない。 私にあの頃の力は無い。
____
「ただいまです 伊吹さん」
ウィンドミルのドアを開けつつ、サーヤは言った。
「お前たちか。……どうした。何かあったのか?」
察しの良い伊吹だ、言わずとも解るだろう。
「悪魔が出た…公爵か大公くらい強かった。魔界が崩壊したとき、ソイツは妖界に居たらしい」
みんなを代表して、レイヤが状況を説明する。
「…そうか。大変だったな。今何か作る、全員座ってろ」
伊吹の言葉に、サーヤたちは頷いて近くのテーブル席に座った。
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