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*134*
「やっぱり悪魔に占領されて…!」
レイルの話を聞きおえ、サーヤが声を上げた。
「…率いてるのは誰だか解るのか」
レイヤが真面目に質問をした。後ろの志穂たちも不安そうな顔をしている。
「倒し切れて無かったなんてな…」
「ああ…」
「そうだね…」
「とんだ失態ね」
翔、翼、美羽、雪乃がボソリと呟いた。
「叔父さん…私たち、どうすれば皆を守れますか?」
「簡単な事だ。すべての悪魔共を率いている悪魔を倒せ。そうすれば全体が崩れる」
全ての悪魔を率いている悪魔を倒す。 魔王との戦いよりは被害は少ないだろうとは思う。
でも簡単な事では無い。
でも。
「絶対倒す!」
「ああ」
「そうですね!」
「サンセーだぜ!」
全員、顔を見合わせ、頷いた。
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