完結小説図書館
>>「紹介文/目次」の表示ON/OFFはこちらをクリック
10~ 20~ 30~ 40~ 50~ 60~ 70~ 80~ 90~ 100~ 110~ 120~ 130~ 140~ 150~ 160~ 170~ 180~ 190~ 200~ 210~ 220~ 230~
*138*
どうも、久し振りに更新を。↓
+++
ルナたちはレイルに示されたとおり、着々と進んでいった。
進むにつれ、妖怪の姿はなくなり、空もさらに暗くなってくる。
「怖い・・・・ね」
「・・・・」
「そうですね・・・」
サーヤたちも良きをひそめ歩く。
例え魔王より弱いとしても、強力な敵であることは変わりない・・・
そのことを何度も考え、刻みつけ、ルナたちは戦い続けた。
「・・・・はぁ・・・」
「ここ・・・?」
「みたいだな・・・」
ルナたちの目の前に立ちはだかるように存在したのは、小さいがかなりの威圧感を与えてくる宮殿だった。
「ここに妖界を乗っ取る悪魔を率いてる・・・」
「大本の悪魔が存在するということだな」
ルナたちの呟きに、サーヤ達は息を呑んだ。
「行きますよ」
ルナの声で、全員が頷く。
「せーの・・・・」
ガタン、という音で開いた扉の向こうには、下級の悪魔たちが犇いていた。
「光よ、悪を断つ剣となれ!」
「闇よ、無限となり、光を飲み込め!」
「闇よ、光を切り裂く剣となれ」
「風よ、邪悪を払う旋風となれ!」
『炎よ、荒れ狂う獅子となれ!!』
「火よ、悪を撃つ弾丸となれ!」
「水よ、魔を貫く槍となれ!」
「雷よ、悪しき者をなぎ払え!」
「地よ、球となりて敵を弾け!」
「氷よ、凍てつく礫となれ!」
『不動足過符、救々如律令!』
「・・・・・・・!」
全員一斉に攻撃を仕掛ける。
結果、一撃で約3分の2が霧散していった。
「よっしゃ!」
「次は私がやります!みなさん休んでください!」
一度目の一斉攻撃で入らなかったサーヤが、破魔の笛を取り出し、ルナたちに言う。
「わかった。お願い、サーヤちゃん」
「・・・・」
次の瞬間、悪魔たちの断末魔に負けないほど強く大きな澄んだ音色が、宮殿の一室に響き渡った。