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*51*
ルナ達の反応を見て、マテリアル達と霧亜は決心した。 次は自分達が力を貸す番だと。
「行きます」
「サーヤが行くなら僕も」
「ぼくも行くかな」
「私も右に同じ」
この四人をスイッチにして、マテリアル達と霧亜が自分も行く、と次々に言い出す。
「みんな、本当に有り難う!」
「有り難うございます!」
「……」
こうして、妖界へ行くことが決まったが。 やはり問題がある。 妖界の時間の流れは人間界と大きく異なり、妖界で一週間過ごせば人間界では一年たった事になる。そこをどうごまかすのか。
「その点は心配無いですよ。私が上手く話しておきますから」
圭吾の言葉で、この問題も解決された。
マテリアル達、ルナ達、霧亜は、それぞれ大きな息をついた。
すると、黙っていた雪成が口を開き言った。
陸、ゆのり、魔梨、霧亜、ユウヤを見て。
「…俺知らないんだよな」
と。
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