完結小説図書館

<< 小説一覧に戻る

魔天使マテリアル×妖怪ナビ・ルナ  ?
作者: ルル  (総ページ数: 238ページ)
関連タグ: 魔天使マテリアル 妖界ナビ・ルナ 
 >>「紹介文/目次」の表示ON/OFFはこちらをクリック

10~ 20~ 30~ 40~ 50~ 60~ 70~ 80~ 90~ 100~ 110~ 120~ 130~ 140~ 150~ 160~ 170~ 180~ 190~ 200~ 210~ 220~ 230~

*54*

「今日は俺帰るよ。じゃあな、紗綾」
「紗綾って呼ばないでくれるかな??ぼくの話聞いてなかった?」
「・・・・・じゃ」
雪成が視界から消え去るまで、微妙な笑顔を一ミリたりとも崩さなかったユウヤ。
「・・・・お兄ちゃん、やりすぎじゃ・・・」
「そう?アイツがかなり気に食わなかっただけだよ?なぁレイヤ?」
「そこだけは同感だ。物凄く気に入らない」
どうやら変なところで気の合う兄弟のようだ。サーヤは溜息をつき、話しを元に戻す。
「つまり、私たちがもう一度ルナちゃんたちと妖界にいって、悪魔とそれを率いている悪魔を倒せばいいって言うこと、だよね」
「そうだな。実際もう少し複雑だとは思うが、それで間違いはないと思う」
魔梨が答える。
「じゃあ、皆母さんとかに言わないといけねーじゃん!うわ、めんどくさい」
徹平が嘆く。
その言葉を聞いたとき、ルナたち、マテリアル達が、はたと動きを止めた。
忘れていた。
鳴神は”突然変異”であり、親はマテリアルのことを知らず、その上に親子仲が悪いのだ。
いつ帰ってくるか予想が出来ない外泊(?)なんて、絶対許してもらえるはずがない。
「・・・俺、いけるかわからない・・・父さんとも話したくないし・・・新しい母さんも、マテリアルとかのこと言ったら怖がるのは絶対だと思うし・・・」
その通りだった。
マテリアルのことがばれても、尚紀、千晶、宇佐見は軽蔑したり、拒絶したりなど一切しなかった。
でもそれは、絆があってこそのこと。
新しい母親が居る上に、仲の悪い父親。
どう考えたって、許してもらえるはずがなく。
ルナたち、マテリアルたちは思考を振り絞り始めた。

53 < 54 > 55