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魔天使マテリアル×妖怪ナビ・ルナ  ?
作者: ルル  (総ページ数: 238ページ)
関連タグ: 魔天使マテリアル 妖界ナビ・ルナ 
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*7*

さぁ、それはどうかな?(笑)
わははは((馬鹿かお前はッッ byルア
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第二部
第一章〜約束に涙を流して〜

「・・・・」
土曜日のウィンドミルには、暗い雰囲気が漂っていた。
なかでも一番落ち込んでいるのは、霧亜。
「私が・・・・足を、滑らせなかったら・・・・サーヤさん・・・は・・・・」
言っているうちに、涙が溢れ出してくる。
「大丈夫ですよ、秋花さん。きっと、紗綾さんは、戻ってきてくれます」
志穂は霧亜を元気付けようとしているが、戻ってくるという保障は無く。
「・・・・・」
やはり、暢気なことは言っていられない。

魔界から戻ってきて、一番最初にサーヤの不在に気づいたのはレイヤとユウヤ、魔梨だった。
誰かが訳を知っているはずだと、マテリアル、ルナたちを見回すと、霧亜がなきそうになりながらも話したのだった。

「サーヤ・・・」
落ち込んでいるのは霧亜だが、一番心配して、不安を抱えているのは間違いなくレイヤだ。
ウィンドミルの中の空気がさらに重くなったとき。
カラン!!
大きな音が、店内に響いた。
今日は休業の日だ。
だから来る人は限られている。
「佐川さん!」
誰かが言った。
「宇佐見・・・?」
レイヤも顔をあげ、店に入ってきた二人を見る。
見ての通り、佐川千晶と、宇佐見岳だった。
「レイヤッ!サーヤは!」
千晶が大きな声で言いながら、店内を見回す。
その言葉に、店の雰囲気はいっそう重くなった。
その空気で気づいたのだろう。
千晶と宇佐見は目を見開いた。
「な・・・・なに、それ・・・・サーヤだけ、帰ってきてないって言うの!?」
「・・・・まさか・・・そう言うんじゃ・・・ないよな・・・?」
二人とも、サーヤが帰ってきていないという事実に絶句した。
「サーヤ・・・!約束したじゃない!
「日守が・・・・」
千晶とサーヤは、約束を交わしていたのだ。
それは、この場にいる全員―伊吹と圭吾以外―全員が知っていることで。
「・・・サーヤぁ・・・・」
千晶はその場に泣き崩れた。
+++
いろいろ波乱ですょ

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