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魔法がある学校 END
作者: 挫折のでぃー  (総ページ数: 86ページ)
関連タグ: 魔法 学校 
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*36*

ある日の部活

焔「よし、今日はグランド30周だ!」

と言って走る準備に向かう陸上部の人たち
そこに楽と北城好奇(ほうじょうこうき)と言う男がいた

好奇「俺は北城だ。まぁよろしく」

と楽に語りかける、楽は眉間にシワをよせて

楽「好奇先輩…誰にいってんすか?」

好奇「いやな?初登場だからな?こう自己紹介しなきゃなって?」

焔「おーい!そこ喋ってないでしっかり準備しろー」

と焔は楽と好奇に大声で注意した
そして結構大きいタイマーを持ってきて

焔「よしっ!じゃあお前ら走ってこい!」

その合図で陸上部の人達がグラウンドを30周するため走りだす
そのなかでもちろん楽も走っていた
楽が走ってる途中後ろから大きい影が来ているのが楽は感づいた
楽はこれが北条好奇だとわかった。なぜなら好奇は身長なかなか
デカイし陸上部でデカイのは好奇だけだ。好奇が走りながら
楽に語りかける

好奇「なぁ?楽ちゃん?」

楽「やめてくださいよ『ちゃん』づけ…
  でなんですか?好奇先輩」

と無愛想な顔で楽は好奇の方に顔を向ける

好奇「なんで、そんなに俺を嫌がるんだよ…」

楽「なんか、キモイ」

と速答で答えた楽、それ聞いて好奇は残念そうな顔する

好奇「おいおい…理由が適当だし、それは男に言ったら一番
   傷つく言葉なんだぞ?なんだよ…
   ただお前に語りかけてるだけじゃねーか?」

楽「いやいや?先輩こわいしー
  いきなり喋るとかナンパですかー?うわーちゃらいー」

好奇はなんだか呆れた顔だった

好奇「…怖いってなー外見で人決めるなってー…
   てか喋るくらい、いいじゃないかー?そんなに俺の事嫌か?」

楽「嫌」

また速答で答える楽、また好奇も傷つく

好奇「お前それでも主人公かー?先輩と喋るの嫌な主人公って
   聞いた事ねーぞ?」

楽「まぁ私女の子ですからね!」

好奇「かんけねーよ!」

と好奇の鋭いツッコミが入る

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