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*9*
紅淫はその男の腹に手をあてた
怖い男「あぁ?なんだ?」
と怖い男は言い紅淫はニコニコしながら
紅淫「絶望に落ちてね☆」
というと怖い男は
怖い男「おいおい…なんだよこりゃ…、なんで俺は
縄でしばれてんだよ!おい!助けてくれよ!おい!」
楽「なー?仁香?縄なんてあるか、ここに?」
仁香「んー、ないねー、紅淫君カッコイイ」
楽「お前それしか言ってなくね?てかあれって犯罪じゃないの?」
仁香「多分、正当防衛になるかもね?高校生だし?」
楽「あー、なるほど…」
そんなこといってるうちに、怖い男の膝が床について
怖い男が震えた声で
怖い男「頼むよなー…、なんでもするからよー…苦しんだよ…」
紅淫「うん?今なんでもするって言ったよね?」
怖い男「おっおう…だから助けてくれー!」
紅淫「じゃあ約束だね☆」
紅淫は手をパンッと叩くと、怖い男の表情が穏やかな表情に変わり
怖い男はそのまま逃げて行こうとすると
それを予想していたかの様に紅淫はテーブルにあった皿を投げつけた
皿は怖い男の足に命中し男はこけた
紅淫は、ニコニコしてその男に近づいた
紅淫「簡単には逃がさねーからね?
うーんでも、そろそろ、店の人も僕の事を
怖がってるみたいだし僕のパファのお金?払っといてね?」
楽「うーん、確かに怖いだろうな…」
と楽はつぶやき
男は財布から二千円をだし、
足を引きずりながら帰っていった
紅淫は店員にその二千円をだして
紅淫「んじゃ、これで」
と言い紅淫はどこかに行った…
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