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魔法がある学校 END
作者: 挫折のでぃー  (総ページ数: 86ページ)
関連タグ: 魔法 学校 
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*9*

紅淫はその男の腹に手をあてた

怖い男「あぁ?なんだ?」

と怖い男は言い紅淫はニコニコしながら

紅淫「絶望に落ちてね☆」

というと怖い男は

怖い男「おいおい…なんだよこりゃ…、なんで俺は
    縄でしばれてんだよ!おい!助けてくれよ!おい!」

楽「なー?仁香?縄なんてあるか、ここに?」

仁香「んー、ないねー、紅淫君カッコイイ」

楽「お前それしか言ってなくね?てかあれって犯罪じゃないの?」

仁香「多分、正当防衛になるかもね?高校生だし?」

楽「あー、なるほど…」

そんなこといってるうちに、怖い男の膝が床について
怖い男が震えた声で

怖い男「頼むよなー…、なんでもするからよー…苦しんだよ…」

紅淫「うん?今なんでもするって言ったよね?」

怖い男「おっおう…だから助けてくれー!」

紅淫「じゃあ約束だね☆」

紅淫は手をパンッと叩くと、怖い男の表情が穏やかな表情に変わり
怖い男はそのまま逃げて行こうとすると
それを予想していたかの様に紅淫はテーブルにあった皿を投げつけた
皿は怖い男の足に命中し男はこけた
紅淫は、ニコニコしてその男に近づいた

紅淫「簡単には逃がさねーからね?
   うーんでも、そろそろ、店の人も僕の事を
   怖がってるみたいだし僕のパファのお金?払っといてね?」

楽「うーん、確かに怖いだろうな…」

と楽はつぶやき
男は財布から二千円をだし、
足を引きずりながら帰っていった

紅淫は店員にその二千円をだして

紅淫「んじゃ、これで」

と言い紅淫はどこかに行った…

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