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6人の役者
作者: 紫桜  (総ページ数: 86ページ)
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*4*

♯4 「桜羽 晃(オウバ コウ)」


「あんじゃねぇかっっっっ!!!!!!!」

・・・は? 意味分かんねぇ。 マジかよ。

多分、この状況を知らない人は、僕の叫び声の意味も分からないだ
ろう。


さかのぼること 2分前・・・。

僕は、何を作ろうか、スーパーに行こうと仕度をしていた。

だけど、その前に冷蔵庫の中身を確認しておく事にした。
料理を作る事はできなくても、なんにもないっ!
・・・ということは、まずないからね。

そして、何気なーく冷蔵庫を開けてみると・・・。

言いたい事わかった?

野菜、肉、魚、卵、などなど。
もう、充分すぎるほど、材料がつまっていた。

ありえねぇ、親が自分の家の冷蔵庫の中身を、大まかにも知らないなんて!!!

ということで、思わず叫んでしまった。

もう、なんかいろいろ面倒くさくなったから、早めの夕食にする事にした。

米をたいて、野菜と肉いためておかずと、お味噌汁も作った。

で、やることもないから・・・、というのは嘘で、頭回んないから
宿題もせずに風呂にはいって寝た。

久しぶりに、9時前に寝た。いつもは、10時くらい。

明日は、早起きしてやってしまおう・・・。宿題。
こういうときもあるって・・・。



はい、おやすみ。

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