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6人の役者
作者: 紫桜  (総ページ数: 86ページ)
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番外編

彩 「では引き続きいくよー!」

瞳 「こんにちは、そしてはじめまして。
   彩美さん。私は瞳といいます。
   こっちでは、一番紫桜に近いんじゃないかなって思います♪」

紫 「うん。そうかも」

彩 「ご丁寧にどうも。
   彩美でいいよ。 
   でも、似たもの同士ってところは聞き捨てなりませんね」

瞳 「なにか?」

彩 「気が合いそうです」

瞳 「それはそれは」

柏 「いや、やめて。
   ここで女のバトルやめて。
   俺たち、血は見たくない!」

瞳 「柏の?」

柏 「うん、なんで。
   普通2人のだよね?
   え、巻き込まれるの、俺ら。
   流れ弾きたりしないよね!!?」

彩 「ここにいるかぎり、それは無理かと」

柏 「初対面なのに、なんでそんなオーラ出してくるの?
   こわい、こわいデスよ?」

雫 「いきなりの割り込みすみません。彩美さん。瞳」

彩 「どうしたの?」

柏 「うわ、やばいな、これ」

雫 「私にも、話す権利はありますよね。
   少し柏に文句を言おうかと」

柏 「え、なんで」

紫 「ここにいる全員がいえるよ。
   それに、ダメだって言うのは私が許さないよ。
   美玉さんのお気に入りキャラでもあるんだし」

雫 「・・・ありがとうございます。
   では。
   柏? 女子はあのお2人だけじゃないんですよ?
   流れ弾、こないわけないでしょ?」

柏 「パス! 岳!」

岳 「え、え、え、何!?」

雫 「覚悟しといてくださいね。
   男子の皆さん・・・」

晃 「うん、やめてあげて?
   まだ全員出てきてないから!
   出て来れなくなっちゃうから!
   雫、まじでこわいんだからっ!」

雫 「お褒めいただき、ありがとうございます」

晃 「褒めてないっ!
   いや、雫には褒めてるようなもんか・・・。
   失敗した〜!!」

雫 「ふふふ」

彩 「いいぞ、雫ちゃん」

瞳 「雫、応援するよ。
   協力したげる!」

巧 「一番怖いグループ誕生だよ!?」

美 「巧汰!
   女子はまだいるよっ!」

巧 「聞いてない聞いてない聞いてない・・・」

美 「巧汰〜?」

巧 「・・・」

彩 「どうしたの、美樹」

美 「巧汰がね、話聞いてくれないの〜」

彩 「それはダメだね〜。 どうにかしないと」

巧 「芝居うつのやめて!?
   その白々しい芝居!!」

瞳 「いいね。2人とも。役者ってなのってもいいよ?」

美 「ありがとうございます!」

晃 「移動しよう、僕たちは・・・」

柏 「そうだね・・・」

巧 「行こう」

紫 「頑張れ、脱出するの。手伝うよ♪」

柏 「強力な協力者きたー!!」

巧 「だじゃれはいいからさ。
   ありがとう、紫桜!!」

紫 「いいよ。私、男子の話に興味あるし」

晃 「可愛くいいながら、ちょっと怖いなー」

紫 「気のせい♪ 気のせい♪」


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