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6人の役者
作者: 紫桜  (総ページ数: 86ページ)
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*75*

番外編 男子部屋

紫 「んで、なんか話すの?
   男子と女子のかけあいが無いと面白くないんだけど」

晃 「手伝ってくれたのに、なにそれ」

紫 「このままだと、最初のヤツに戻っちゃうからここらへんにして」

晃 「おい!!」

柏 「どうする?
   とりあえず、話してないのはいないよね・・・」

嶺 「勝手にいない発言するのやめてほしいんですけど」

柏 「うわ。
   誰、え、いきなり何」

嶺 「それ以上下手な事言うと・・・」

巧 「はい、嶺君?
   やめようか、いきなり喧嘩売るの。じゃなくて買うの」

晃 「柏も。
   失礼だろ」

紫 「それ以上に失礼な発言してるのはあなたですが」

嶺 「たしかに」

晃 「え、もしかしてそこ・・・」

巧 「手、くんだ?」

嶺 「どういう意味?
   それに、KOUペアも息ぴったりだよね」

紫 「うん。
   それ、頭文字うつとき思った。
   どっちも、こうってうつんだもん」

晃 「うつっていうのやめよ?」

紫 「なんで」

晃 「なんか夢がなくなる・・・」

紫、嶺 「「事実だ」」

巧 「はいはいはい。
   あんたたち、怖いんだから。
   そんなふうにはもるな」

紫 「私にだって同じことしたでしょうが」

巧 「あ」

紫 「仕返しだ、バカヤロウ!」

晃 「やめてよ。そういうの」

紫 「やるあんたが悪いんでしょ」

柏 「あー、やっぱ女子がいるとこうな・・・」

紫 「なにか?」

柏 「すみません」

晃 「弱いな」

柏 「ああ?」

晃 「すみません」

嶺 「じゃあさ、こういうのどう?
   男子の中で、順位をいろんな角度から決めるの」

紫 「いいね。 それやろう。
   その角度は私が決めるよ!」

嶺 「OK!」

紫 「じゃあ、こうで。
   頭いいランキング。
   運動神経がいいランキング。
   発言力があるランキング。
   異性に人気があるランキング。
   なお、決めるには、みんなで話し合って決めること」

嶺 「よし。やろう!」

岳 「なんだかんだ言って、オレが一番話してな・・・」

晃、巧、柏、嶺 「「「「ああ?」」」」

紫 「全てにおいて最下位だね、岳は」

岳 「ひどすぎやしないか、それは」

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