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*18*
『第四話』
【私の『好き』はアイライクな好き】
加納渚、ロボット学園生活三日目
人間ということもあって、人気者に...
なれなかった。
...その日の夕方、喫茶店にて
渚
「ぐびくびぐひ...っふぅ」
ガイキング
「お前、もう5杯目だぞ...オレンジジュース」
※お酒は二十歳になってから
渚
「良いじゃない、今日くらい...なんで、なんで...」
渚
「なんでイクサー1ばかりモテるのよっ!!」ダンッ!!
ガイキング
「それは...無理もないことだよ」
ガイキング
「抜群の容姿に勉学もスポーツも一流でおまけにあの性格だ、モテない要素がないだろ」
渚
「それはそうだけど...なんか、ズルいなぁって」
ガイキング
「え?モテたいのか?」
渚
「い、いやそういう意味じゃ...」
ガイキング
「...お姉様」
渚
「え?」
ガイキング
「イクサー1のアダ名」
渚
「アダ名までつけられて...で、そのイクサー1は?」
ガイキング
「あっちこっちの部活に引っ張りだこ、仕事も沢山引き受けて忙しそうだった」
渚
「...」
ガイキング
「ま、まぁそんなに気を落とすな!俺がついてる!」
渚
「う、うん...ありがとうガイキング」
渚
「...はぁ、人気者になってみたいなぁ」
ガイキング
「どんな風に?」
渚
「例えるなら、毎回スパロボに参戦するくらい」
ガイキング
「マジンガーシリーズじゃないんだから」
渚
「いや、戦えイクサー1ってスパロボ向きの設定じゃない?いけない?」
ガイキング
「声どうすんだよ声、年齢的にもう無理だろ声優」
渚
「じゃあもうリメイク作っちゃえば...イクサー1のCVは沢城みゆきさんで」
ガイキング
「お前それリルルだからだろ?リルルしか考えてなかっただろ?」
※イクサー1の声優はのび太の鉄人兵団(旧)のリルルと同じらしい
そんな事を喫茶店で話していると、突如、三機のロボットが渚の居るテーブルへと走り込んでいる
「居た!!人間見っけ!!」
渚
「え、何こいつ!?」
ガイキング
「ああ...ドラグナーだよ」
渚
「ドラグナー?」
D-1
「ドラグナー1型!」
D-2
「ドラグナー2型!」
D-3
「ドラグナー3型!三人合わせて!」
「「「ドラグナー三人衆!!」」」
ガイキング
「またの名をB級男子三人衆」
【ドラグナー123(機甲戦記ドラグナー)】