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満開!ロボット学園(完結)
作者: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E  (総ページ数: 124ページ)
関連タグ: メイドウィン小説 マガイモノ スパロボ? 
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*10*

そして...加納家では

ガイキング
「いやー悪いね、戦いに協力してもらった上に晩御飯までご馳走になっちゃって」ムグムグ


「気にしないで、こっちもまだ食べてなかったから」

イクサー1
「ガイキング、あれは一体?」

ガイキング
「ん、ああ...二人はここに来たばかりだから知らないか、夜にはああやって敵ロボットがやってくるんだ、ハニワ幻人だったり機械獣だったりさ」

ガイキング
「あいつ...暗黒怪獣は親父、初代ガイキングの宿敵でさ、二世である俺が代わりに行けなんて言われて」

イクサー1
「父親も『ガイキング』なのですか」


「私だって母親の名前が『渚』だよ」

イクサー1
「えっ」


「良くわかんないんだけど、うちの家系って長女は必ず『渚』って名前をつけるんだって」

ガイキング
「へー、人間も変わってるなぁ」


「いや、ウチだけだよそんなの...」

ガイキング
「...でも!あの銀色の、シルバリオンとかいうロボットは初めて見たな」


「私の知り合いが乗ってたっぽい...戦いが終わったあと何処かに行っちゃったけど」

ガイキング
「そうなのか、何か分かったら皆にも伝えてくれ」


「分かった」

イクサー1
「.....」

たくっちスノー
【人工マガイモノキラー、シルバリオン!】

イクサー1
(人工マガイモノキラー...私がその言葉を知ったときには、マガイモノキラーは簡単に作られるものではないと言っていた)


「ちょっと、イクサー1?」

イクサー1
「あっ」

ガイキング
「どうした?暗い顔なんかして」

イクサー1
「あっ...いえ、なんでもありません」

ガイキング
「ごちそうさま、今夜はありがとう、でもあまり無理はするなよ」


「うん、また明日ねガイキング」

ガイキング
「ああ、お前達も早く寝るんだぞ!」キーン

食事を終えたガイキングは飛び去っていく...


「ふう...当分はイクサーロボに乗らなくちゃいけない生活が続くんだ」

イクサー1
「前に渡したあの腕輪は?」


「ちゃんと持ってるよ」

...
一方...たくっちスノー

たくっちスノー
「ただいま...」

「あ、お帰り!シルバリオンはどう?」

たくっちスノー
「ダメだったよ...マガイモノの力が機体スペックを遥かに上回る」

「そっか...でも、完成させないと上がうるさいしなぁ」

たくっちスノー
「そうなんだよなぁ...マガイモノキラーのロボットが欲しいなんて、なんて無茶ぶりを...」

「まぁ、小さな事からコツコツと!戦闘データをちょうだい」

たくっちスノー
「うん...ところで、暗黒怪獣とか機械獣ってどこから来てるんだ?」

「さあ?俺にも分からない」

たくっちスノー
(イクサー1さん...貴方も今ごろ、嫌な予感を感じているのだろう?僕もだよ、渚さんを守れるのは君だけだ...)

たくっちスノー
(僕に出来るのは...シルバリオンを完成させること!)

第二話 END

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