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*11*
【第三話】
『勇者ロボに愛を込めて』
...放課後の事、渚とイクサー1はダイモスと共に帰宅する準備をしていた
ダイモス
「そうだ渚、部活動に興味あるか?」
渚
「部活動?...帰っても退屈だし、あるかな」
イクサー1
「部活..動...?」
渚
「そっか、イクサー1の場合そこから説明しないといけないか」
ダイモス
「部活動は授業が終わった後に行動を起こし決められたことをするグループだ」
イクサー1
「なるほど」
ダイモス
「俺は空手部、ダンは剣術部、あと魔術部に砲撃部といったものも...」
渚
「ははは...やっぱり普通じゃない」
ダイモス
「芸術やスポーツ部門もちゃんとあるぞ」
渚
「そういう系もあるんだ、なら行こうかな」
ダイモス
「よし、スポーツ系と芸術系は...」
「ちょっと時間を頂けるだろうか?」
渚
「え?」
渚とダイモスの後ろから、青い新幹線のようなロボットが
ダイモス
「お前は...隣のクラスのガインだったか」
ガイン
「ああ、いかにも...そこにいるのが、人間の転校生だね?」
渚
「あ、はい」
ガイン
「初めまして、私は君たち人間と共に協力する為に作られた勇者、ガインだ」
【ガイン(勇者特急マイトガイン)】
渚
「ゆ、勇者?」
ダイモス
「カテゴリのようなものだ」
ガイン
「それはそうだが...まあいいか、部活を何するか悩ませているのかい?」
渚
「え、ええまぁ」
ガイン
「それなら、私の入っている勇者部に入ってみないかい?」
渚
「ゆ、勇者部!?」
ダイモス
「某アニメか?」
ガイン
「アレみたいに異界の怪物とは戦ったりはしないぞ」
イクサー1
「???」
ガイン
「こっちの話だ、どうだい?」
イクサー1
「渚、どうしますの?」
渚
「うーん...少しだけ興味がある...かなぁ?」
ガイン
「それは嬉しい、活動部屋はこっちだ」
...
渚達がガインに案内された部室の戸を開くと...
渚
「し、失礼しま~す...」
「おや...人間だ」
「この人だろうか、ガインが言っていたのは...」
「.....」
「ようこそ勇者部へ、立ち話も何でしょうし、どうぞこちらへ」
部室のロボット達は、そそくさと座布団を用意し、座敷に案内する
渚
(うわぁ...さすが勇者、きっちりしてるなぁ)
「ガインから話は聞いている、私の名はエクスカイザー」
【エクスカイザー(勇者エクスカイザー)】
「私は、ファイバード」
【ファイバード(太陽の勇者ファイバード)】
エクスカイザー
「そして君の目の前にいるのが、ガイガー部長」
ガイガー
「.....」
【ガイガー(勇者王ガオガイガー)】