完結小説図書館
>>「紹介文/目次」の表示ON/OFFはこちらをクリック
10~ 20~ 30~ 40~ 50~ 60~ 70~ 80~ 90~ 100~ 110~ 120~
*90*
ビッグゴールド
【聞こえるか、イクサー1】
ビッグゴールド
【お前...中々変わった行為をしていたな、あのままではイクサー2の精神は元には戻らないほどになっていた】
ビッグゴールド
【...私がこんなことを言うのも不思議な話だが、あの時のお前はらしくない行動をしたな】
ビッグゴールド
【たくっちスノーという怪物に精神を侵食されたか?】
ビッグゴールド
【奴はお前のような所はあるが、どこか歪んだ思考を持っている】
ビッグゴールド
【...まぁ、奴の遺伝子は奴自身の手によって抜き取られた、またああなることはないだろう】
ビッグゴールド
【...あの不死身の体、存分に使ってやろうと思ったが、お前の精神は隙がない】
ビッグゴールド
【次はないぞ、覚悟しろイクサー1】
...
イクサー1
「はっ...」
渚
「イクサー1、目が覚めた!?」
イクサー1
「渚...ここは何処?私は一体...」
渚
「ここは校長先生の研究所、分かる?」
イクサー1
「校長...リーンの...はい、分かります」
たくっちスノー
「イクサー1さん、気がついたんだね!」
セーラ
「良かった...ずっと倒れてたんですよ!」
イクサー1
「...なんだか、記憶が抜け落ちてるような」
セイブルヴィクス
「軽い記憶障害の可能性があります、どこまで記録していますか?」
イクサー1
「...イクサーΣΣに特攻して、イクサー2と剣で決闘をし、その後は覚えていません」
渚
「.....」
セイブルヴィクス
「私生活に支障はありません」
セーラ
「それなら安心だね...」
イクサー1
「私に一体何が?」
たくっちスノー
「イクサー2に頼まれたんだ...元に戻せって」
イクサー1
「え?」
たくっちスノー
「マガイモノではなく、前みたいな人造人間に変わったってこと」
イクサー1
「では、勝負の行方は...?」
たくっちスノー
「貴方の好きなように...捉えてください」
イクサー1
「.....」
渚
「ねぇ、イクサー1...もう大丈夫だからね」
イクサー1
「渚...?」
渚はイクサー1の左手を掴み、泣き崩れる
渚
「もう、あんな真似しないで...イクサー1...」
セーラ
「渚さん...」
イクサー1
「...抜け落ちた記憶のなかで、私はとんでもないことを?」
「目が覚めたのか...?」
イクサー1
「貴方は...イクサー2!」
イクサー2
「...元に、戻ったのか?」
たくっちスノー
「ああ、ばっちりさ」
イクサー2
「そうか...良かった」