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満開!ロボット学園(完結)
作者: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E  (総ページ数: 124ページ)
関連タグ: メイドウィン小説 マガイモノ スパロボ? 
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*40*

鋼鉄ジーグ
「あ、あの中にイクサー1の妹が...」


「イクサー2...あんた、なんで捕まったの?」

イクサー2
「加納渚も居るか...私があんな奴に捕まるような存在に見えるのか?」


「それはないわね、私がよく分かっている...」

鋼鉄ジーグ
「確かにアマソにはな...じゃあ、なんで?」

イクサー2
「『力』を求めていたからだ」

イクサー1
「力...マガイモノの、ですか?」

イクサー2
「お姉様も知っていたか」

イクサー1
「ええ」


「どういうこと?」

イクサー1
「私とイクサー3は、あの人と巡った世界で、マガイモノの事を知りました」

イクサー1
「マガイモノ...他世界の情報から作り出された生き物」

イクサー1
「他世界の情報を集め、力に変える者を『マガイモノメイカー』と呼ぶそうです」


「じゃあ、イクサー2はこの世界に来てマガイモノメイカーになったって事!?」

イクサー2
「呼び名の事などどうでもいい、私の目的はただ1つ」



イクサー2
「お姉様を...この手で殺すっ!!」

鋼鉄ジーグ
「ちょっ」

イクサー1
「イクサー2...貴方はまだそんな事を...!!」


「イクサー1、受け止めて!!」


イクサーロボとイクサーΣは拳を押さえあい、せめぎあいになる


「うっ...なんて力なの!!」

イクサー2
「これが『マガイモノ』の力だ、お姉様に会うまでの全ての力を、このイクサーΣに注ぎ込んだ!」

イクサー2
「パートナーなどいなくとも...倒すことなど容易い!!」グググググ

イクサー1
「くっ...!!」


「こ、これが...マガイモノ...ううっ」


イクサー2
「死ねっ!!」


たくっちスノー
「ここかっ!!」 グシャッ

イクサーΣが拳を振るった瞬間、イクサーロボの影からたくっちスノーが現れ、Σの拳を受け止めるが、衝撃で左肩が吹き飛ぶ


「たくっちスノーさん、どうしてここに!?」

たくっちスノー
「君らの居るところに強いマガイモノの反応が出てきたから、急いでワープしてきたんだ...間に合ってよかった!!」

イクサー2
「くっ...邪魔が入ったか!」

イクサーΣは黒い液体の粒になり消えていく


たくっちスノー
「あっ、待て...って、今のってイクサーΣ?」


たくっちスノー
「ってことは...」

イクサー1
「はい...」

たくっちスノー
「そうか...イクサー2が、マガイモノの力を」

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