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*100*
イクサー3
「あーーーもう、勝てない!!テレビゲームは無し!!」
ガイキング
「じゃあカードゲームやるか?」
渚
「え、持ってるの?」
ガイキング
「とりあえず暇潰しにと、TCG持ってきたけど...」
渚
「へー、ちょっと見せて」
鋼鉄ジーグ
「【オレタチカードバトル】...」
ゴーショーグン
「聞いたことないな」
ガイキング
「路地裏の小さな店で売ってた」
渚
「...あの、それ法的に大丈夫?」
ガイキング
「値段も良心的だったし、多分大丈夫かと思うけど」
イクサー1
「念のため調べてみますね」
鋼鉄ジーグ
「えーと、呪文を使うドリーム召喚、足し算式のメモリー召喚、同じレベルのアクセル召喚か」
渚
「あれ?なんか何処かで聞いたことがあるような」
イクサー1
「詳細わかりました」
渚
「どうだった?」
イクサー1
「たくっちスノーの父親が作ったカードゲームでした」
メイドウィン
「そういやそんなの作ってたなー」
イクサー3
「草」
鋼鉄ジーグ
「まぁ安全ってことなら話が早い!さっそく遊ぼうぜ!」
渚
「私そういうの上手くないしパス」
ゴーショーグン
「俺は得意だぞ」
イクサー3
「お姉様ボードゲーム得意だよね、もしかしたら出来るんじゃない?」
イクサー1
「私が...?」
渚
「いやいや、確かにオセロとかは上手いけど、イクサー1でも流石に...」
ゴーショーグン
「はい、ロイヤルワールドデッキ」
イクサー1
「どうも」シャッシャッ
鋼鉄ジーグ
「お、やるのか?」
ガイキング
「じゃあゴーショーグンは一刀両断甲デッキで」
ゴーショーグン
「強そう!これなら勝てるな」
ガイキング
「えーとルールは...」
...五分後
ゴーショーグン
「俺のターン!サムライカブト『五本角』を出撃!力を使いショウグンカブト『候火佐洲』を手札に加えるぞ、これでターンエンド!」
イクサー1
「えっと、私はロイヤルポーン・アントの力を使い、アントを捨てデッキからロイヤルセイバー・ドラゴンを手札に加え、ロイヤルブレイン・コボルトの力でロイヤルクルセイダー・ジョンをダウンスに送り、ロイヤルブレイブ・ファイブを強制出撃し、ロイヤルシールダー・トレントを通常出撃しターンエンドです」
ガイキング
「いかん、ロイヤルがゲシュタルト崩壊してきた」
ゴーショーグン
「回しすぎだろお前のデッキ」
イクサー3
「やだ、お姉様、天才すぎる...」
渚
「面白そうと思った自分が悔しい」
メイドウィン
(広がれ、オレタカ広がれ)