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*50*
イクサー1
「.....」スー
ガイキング
「イクサー1、妹の他に親族はいないのか?」
渚
「末っ子がいるらしい...けど意味ないだろうなぁ」
ガイキング
「そうじゃなくてこう、父親とか母親とかそういうの」
渚
「もういないよ、私にもイクサー1にも」
ガイキング
「...あっ、ごめん」
渚
「気にしないで、もう慣れたから」
イクサー1
「ンン...」
ガイキング
「じゃあ、イクサー1には頼る相手がいないのか」
渚
「皆も知ってる通り、頼られる側だからねぇ...」
ガイキング
「うーん...」
ガイキング
「強いんだな、イクサー1って」
ガイキング
「あいつが弱音吐いてるところ、見たことないしさ」
ガイキング
「なんか...あいつなら絶対やれるって信じられるみたいな」
渚
「そうね...」
イクサー1
「にゃ...にゃにゃ...」
渚
「そういえばガイキングって父親がいるの?」
ガイキング
「ああ、元祖ガイキングだな...リメイクされてる作品は大体そんなものだぞ?」
渚
「じゃあ、兄弟とかっている?」
ガイキング
「いるいる!三つ子の長男なんだよ、バルキングとライキングって弟がいるんだ」
渚
「あ、皆キングなんだ...じゃあ、サブタイトルの大空魔竜ってなんなの?」
ガイキング
「ペット」
渚
「ペット!?」
ガイキング
「うん、カメレオンの大空魔竜」
渚
「なにその名前負け...」
ガイキング
「ペットはいいぞペットは、渚も本物のネコを買ったみたらどうだ?」
渚
「え、居るの?本物」
ガイキング
「ああ!お前も買ったら...」プルルルルル
ガイキング
「あ、悪い...もしもし、ああ」
ガイキング
「ドボルザークがこっちに向かっている!?」
渚
「えっ」
ガイキング
「くそっ、やっぱりここに...あ、いやなんでもない!お前達もすぐ来いよ!」ピッ
渚
「ドボルザークって...?」
ガイキング
「むちゃくちゃでかい...俺の宿敵だ...」
渚
「えっ!?」
ガイキング
「渚、俺が兄弟を引き連れてあいつを押さえるから、お前はすぐに逃げろ!」
渚
「えっ...」
ガイキング
「その状態じゃイクサー1は戦えない!生き延びる事を優先するんだ!」
渚
「...分かった!イクサー1、しっかり掴まって!」
イクサー1
「にゃ!」
渚はイクサー1を連れ、外へ向かう
ガイキング
「...来るならこい、ドボルザーク!!」