完結小説図書館
>>「紹介文/目次」の表示ON/OFFはこちらをクリック
10~ 20~ 30~ 40~ 50~ 60~ 70~ 80~ 90~ 100~ 110~ 120~
*49*
イクサー1
「んにゃ!」
渚
「何?お腹すいたの?」
渚
(キャットフードでいいのかな...)
渚
「ちょっと待ってて、すぐ用意するから」
...
イクサー1
「.....」ボリボリ
渚
「黙々と食べてる...こういう所はイクサー1そっくりね」
渚
「.....」ヒョイパクッ
イクサー1
「!」
渚
「まずっ」
イクサー1
「にゃ!!!」シャーッ!!
渚
「うわっ!!ちょっ、悪かったって勝手に食べたのは!やめて!」
ガイキング
「渚!?何してるんだ!?」
渚
「あっ、ガイキング助けて!!」
ガイキング
「任せろ!」
ガイキングはエムブレムの穴から猫じゃらしを取り出す
ガイキング
「ほら、猫はこれ好きなんだろ!」
イクサー1
「にゃにゃにゃ!!」ピョコピョコ
渚
「あ、機嫌治った...ありがとう、ガイキング」
ガイキング
「それより...本当なんだな、イクサー1が猫になったって」
渚
「うん...」
ガイキング
「毛玉...」ヒョイ
イクサー1
「んにゃ!」
ガイキングが毛糸玉を投げると、イクサー1はそれを追いかけ、手足で毛玉をなで回す
イクサー1
「にゃ~♪」
ガイキング
「猫い」
渚
「ネコいって何よ」
ガイキング
「なんか...この状態でも可愛いな」
渚
「確かに可愛いけど、このままじゃイクサー2と戦えないわよ」
ガイキング
「うーん、どうしようこれ」
渚
「またショックを与える...のは悪化しそうだし」
ガイキング
「この状態でイクサーロボって乗れるのかな?」
渚
「ちょっと呼び出してみる」
...
イクサーロボは正確に道を通っていく
イクサー1
「んにゃ!」
渚
「移動ぐらいなら出来るっぽいわね」
ガイキング
「イクサー1としての本能...ってやつなのかな」
渚
「さて、これからどうするか...」
ガイキング
「医者に診て...いや、生き物は専門外か」
渚
「自然に治るって言われても、いつ治るんだか...」
イクサー1
「にゃ~?」ズシッ
渚
「ちょっと、ロボに乗った状態でなでなでを要求しないでよ、降りてらっしゃい」
イクサー1
「にゃあ!」ピョンッ!
渚
「もう!道端でじゃれないでよ誤解されちゃうじゃない!」
ガイキング
「これは...重症だなぁ」
渚
「見てないで助けて!!」