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満開!ロボット学園(完結)
作者: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E  (総ページ数: 124ページ)
関連タグ: メイドウィン小説 マガイモノ スパロボ? 
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【第九話】
『記憶喪失とかそういうレベルじゃないと思う』

ある日、イクサー1は家に紐がかかってることに気付く

イクサー1
「あら...?なんでしょうか、この紐」グイッ


ゴ~~~~ンッ

イクサー1が紐を引っ張ると、真上から金だらいが落ちてくる

イクサー1
「!?」

突然のことで、イクサー1は倒れこみ...!?

壁の隙間からたくっちスノーが現れる


たくっちスノー
「いやーごめんごめん!どんなリアクションするのか興味があったもので...」

イクサー1
「.....」


たくっちスノー
「あれ、気絶してる...おーい、大丈夫ですか?」ユサユサ

イクサー1
「ン...」

たくっちスノー
「いやぁすいません、ちょっとした出来心で...」

イクサー1
「にゃあ」

たくっちスノー
「えっ」


イクサー1
「ふにゃあ...ごろごろ」

目が覚めたイクサー1は、すぐに寝転がる

たくっちスノー
「こ、これはまさか...」


...そして


「ただいまー、ごめんねイクサー1、留守番任せちゃって」

イクサー1
「にゃあ!」


「おやつ食べる?とりあえずチョコ類買ってきたけ...ど...」




「えっ、にゃん?」


イクサー1
「にゃにゃにゃ!」


「イクサー1!?何があったの!?」

たくっちスノー
「渚さんへるぷみー!!」

...

渚は膝に寝転がるイクサー1を撫でながらたくっちスノーと話をする


「えーと、つまり?金だらいを落としたらショックがでかすぎてイクサー1の精神が猫になっちゃった?」

たくっちスノー
「そういうわけなんよ...」


「下手な記憶喪失より面倒なことに...」

イクサー1
「にゃん!」スリスリ


「ってか、なんで猫になるのよ」ナデナデ

イクサー1
「ふにゃあ...」

たくっちスノー
「それは多分、アナザールートのイクサー1さんが『ニャン』って名前の猫娘なのが由来だと思う、マガイモノになっちゃったからそっちの人格が出てきても...」


「どうするのよ、もしこんな状態でイクサー2が来たら...」

たくっちスノー
「マガイモノには修正作用があるから、いつか元には戻ると思うけど...」


「いつかって...」

イクサー1
「にゃにゃ」

たくっちスノー
「自分も何か元に戻す方法を探してくるので、その間頼みます!」


「ちょ、ちょっと!」

イクサー1
「んにゃあ~」


「...それにしても、あのイクサー1がねぇ」ムニーッ


「そういえば猫とか育てたこと無いんだけどどうしよう」

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