完結小説図書館
>>「紹介文/目次」の表示ON/OFFはこちらをクリック
10~ 20~ 30~ 40~ 50~ 60~ 70~ 80~ 90~ 100~ 110~ 120~
*70*
リーン
「ま!俺だって科学者、揉め事はマシーンを作って解決するのがこの風のメイドウィンだ」
リーン
「任せとけって、伊達にメイドウィンやってない」
シャープ
「まず、穴直さないと...」
リーンが穴埋めマシーンを作り、シャープが操作している中、イクサー3は戸棚を漁っていた
イクサー3
「それにしても...色んな物置いてあるね」
渚
「ちょっと、勝手にさわっちゃ...」
リーン
「ああ気にしないで!殆どがらくたみたいなものだから!」
リーン
「絵とか料理のサンプルとか、作れるものは大体作ってそっちに突っ込んだから!」
渚
「へー...あ、薬もあるんだ、いかにも科学者チックな」
リーン
「あーそれ?若返り薬」
セーラ
「えっ、本当に作っちゃったんですか!?」
イクサー1
「と言うと?」
セーラ
「昨日、所長に冗談で『若返る薬って作れませんか?』って言って...」
リーン
「そういえば作ったことないなって思ってそっちに入れたんだ」
イクサー3
「へー、お姉様の方の渚、ちょっと飲んでみてよ」
渚
「なんで飲む流れになるわけ!?たくっちスノーさんが...」
たくっちスノー
「自分実年齢0歳だから意味ないと思う」
渚
「こんな大人びた0歳なんていてたまるかっ!!」
渚
「.....」ジーッ
シャープ
「私はパスで」
ジーク
「ノーコメント」
セーラ
「言い出しっぺは私ですけど...とても飲む気には...」
イクサー3
「あたし達って老けたりも成長したりもしないし」
渚
「.....」
リーン
「大丈夫大丈夫!死にはしないし時間が経てば元に戻るように設計してある!時間も24時間未満だし」
たくっちスノー
「実験したのかい?」
リーン
「時空から人間寄せ集めてね」
たくっちスノー
「なんて可哀想なモルモットだ」
ジーク
「こいつ、やっぱりマッドサイエンティストだな」
渚
「.....」
イクサー1
「渚...」
渚
「大丈夫、これ絶対飲まなきゃいけない流れだし」
渚が覚悟を決め、フラスコを傾け口に...
リーン
「あ、それかけるタイプだから」
渚
「ぶっしゃー!!」
...渚が薬を浴びると、体が縮んでいく、それと同時に声も高くなっていく
渚
「なんか、ちっちゃく...」
イクサー1
「あっ、若返ってきた...」
リーン
「それは10歳若返るタイプだね!」
たくっちスノー
「渚さんは17歳だから、7歳になったわけか」