完結小説図書館
>>「紹介文/目次」の表示ON/OFFはこちらをクリック
10~ 20~ 30~ 40~ 50~ 60~ 70~ 80~ 90~ 100~ 110~ 120~
*101*
鋼鉄ジーグ
「あー、ダメダメ!イクサー1に勝てる気がしねぇ!」
渚
「さっきからダメ出しばっかりじゃない」
ガイキング
「まぁそうだろうと思ったさ、こんな時のために...」ゴソゴソ
ガイキングはエムブレムの隙間からパッケージを取り出す
ゴーショーグン
「映画か!」
渚
「いっぱいあるわね」
ガイキング
「やっぱ静かにするには映画鑑賞が一番だからな、スプラッタホラーとパニックホラーどっちがいい?」
渚
「ホラー以外はないの?」
ガイキング
「そろそろ暑くなってくるし、ホラーで冷えっ冷えになるのがいいだろ!」
渚
「......」
イクサー3
「そういうの苦手なの?」
渚
「あんたらはそういうの怖くなさそうよね」
渚
(映画に出てきそうな怪物を容易く倒してるんだし)
イクサー3
「何があるの?」
ガイキング
『幽霊新幹線』と『フューチャー・オブ・ザ・デッド』の二つだが」
渚
(どれもなんか面白くなさそう)
渚
「じゃあ幽霊新幹線で」
ガイキング
「よし...」
イクサー1
「.....」
渚
「イクサー1はホラーとか見たことないでしょ?一緒に見ようよ」
イクサー3
「とか言って、怖いんでしょ?」
渚
「そ、そんなことないし!!」
20分後...
ゴーショーグン
「うわ、幽霊って怖いよな」
D-1
「攻撃すり抜けるとか卑怯だな」
ガイキング
「逃げるしかないっていう」
渚
「怖がるポイントはそこじゃないでしょ...」
イクサー3
「渚、やっぱり怖いんだ」
渚
「怖くないって!」
イクサー3
「じゃあなんでお姉様に抱き付いてるの?」
渚
「そ、それはそのっ...」
イクサー1
「私は構いませんよ」
渚
「うう...」
D-1
「ええやん」
鋼鉄ジーグ
「映画よりこっち見たい」
ガイキング
「おいコラ」
...
ガイキング
「そういえば最近見かけないんだよな暗黒怪獣とか」
鋼鉄ジーグ
「そういやアマソも見かけないな」
ゴーショーグン
「ゴーナグールもだ」
D-1
「謎のロボットが来なくなってようやく平和になったよなー」
渚
(これって...)
イクサー1
(マガイモノメイカーであるイクサー2がいなくなったからですね)
D-1
「平和、噛み締めてゆっくり学園生活を味わってこうぜー!」
鋼鉄ジーグ
「おー!」
渚
「...平和、かぁ」
渚
(ふふ、私が望んでいたのはこういう毎日)
渚
(相手が人間でも機械でも宇宙人でも関係ない)
渚
(皆と仲良く...楽しく...平和に...)