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満開!ロボット学園(完結)
作者: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E  (総ページ数: 124ページ)
関連タグ: メイドウィン小説 マガイモノ スパロボ? 
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*102*

マサキ
「何?セイブルヴィクスを学校に入れるだと?」

たくっちスノー
「うん、ちょっとだけ、ちょっとだけでいいんだ」

マサキ
「そんな事をやっている暇はない」

たくっちスノー
「なんで!?マガイモノはもう現れない...」

マサキ
「この世界にマガイモノを送り込んだ理由が解明されていない」

たくっちスノー
「そりゃそうだけど...」

マサキ
「最も、俺は元凶は分かっているが...緑風がそれを自覚しない限り解決はしない」

たくっちスノー
「そ、そこまでなの!?」

マサキ
「イクサー2という手駒を失った以上、奴は動いてくる」

マサキ
「そして...下手すればこの世界も終わりだ」

たくっちスノー
「そんな!一体どうすれば?」

マサキ
「俺を誰だと思っている?プランはいくらでも立ててある」

マサキ
「俺の言うとおり動けば何の問題もない、緑風を除けばな」

たくっちスノー
「さ、流石時空監理局1の天才科学者...」

マサキ
「時空監理局など俺にとっては踏み台に過ぎない」

たくっちスノー
「冥王の野望は諦めてないんだ...」

マサキ
「そんなことはいい、そのプランだが...お前は【ある場所】に向かってもらう」

たくっちスノー
「あ、ある場所?」

マサキ
「それはエリア北方向 29地区にある場所だ」

たくっちスノー
「...何かあるのか?」

マサキ
「ジーク、セーラ、シャープも連れろ」

たくっちスノー
「あの人達まで!?一体あそこに何が...」

マサキ
「...呆れたものだ、お前まで知らないとは」

マサキ
「まあいい、『明後日』だ、明後日必ずつれていけ」

たくっちスノー
「明後日...」

マサキ
「奴等は、己のことを知る必要がある」

たくっちスノー
「何故?」

マサキ
「『楽しい』だけが心でもない、時に挫折し、苦しむ事を味わい...真の心は芽生える」

たくっちスノー
「挫折を味わったことのない人に言われても説得力ないよ...」

マサキ
「.....ところで、緑風はどうした?」

たくっちスノー
「見てないな、なんでも寄りたい場所があるって行ってたのは聞いたけど」

マサキ
「となると、また例の場所か」

たくっちスノー
「...もしかして、それを探すために僕を?」

マサキ
「文句あるか?」

たくっちスノー
「いいえ」

...その後、とんでもない事が起きるなんて

まだ、気付いていなかった

緑風の事、ロボットの事、世界の事..


僕は、知らなさすぎたんだ


第十八話 END

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