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*41*
鋼鉄ジーグ
「ただいま」
ガイキング
「おかえり...って、体はどこいったんだよ」
鋼鉄ジーグ
「砂鉄くっついて合体できなくなった」
ザブングル
「草」
ガイキング
「アマソはどうした?」
鋼鉄ジーグ
「あー、うん、また体がバラバラになったし当分は動けないと思う、ただ...」
イクサー1
「.....」
渚
「イクサー1の、妹が...」
ガイキング
「妹に何かあったのか?」
たくっちスノー
「あ、これがリーンの作った...」
ザブングル
「渚、その紫の奴誰?」
渚
「あれ、ついてきたんですか!?」
たくっちスノー
「一応ね...あ、自分の名はティー、君らの校長とは友人関係にあるんだ」
渚
「あと、私とイクサー1をここに入れさせてくれた人」
ザブングル
「へー、なんでここに?」
たくっちスノー
「実は...」
...
ザブングル
「イクサー1の妹が襲い掛かった!?」
たくっちスノー
「元々イクサー2はイクサー1さんを抹殺するために作られた存在だからね...」
たくっちスノー
「情報が早い人だよ、どんな方法を使ったかは知らないけど、世界と居場所を突き止めて、イクサーΣをパートナーなしであそこまでパワーアップさせるなんて」
ガイキング
「なんて執念だ...」
渚
「あいつ、あの調子だとどんな手を使ってでもイクサー1を殺すつもりよ」
たくっちスノー
「そうだよなぁ...でも、誰がマガイモノの力とマガイモノメイカーの技術を教えたんだろ...」
鋼鉄ジーグ
「そのマガイモノって何なんだ?」
たくっちスノー
「マガイモノっていうのは、他世界の技術を集めて作り上げる物の通称」
たくっちスノー
「普通のロボットに他世界の設定を混ぜるのは初めてだけどね...」
たくっちスノー
「君らが戦った敵..暗黒怪獣にゾンダーロボ、アマソなんかもマガイモノ成分が入ってることが分かってる」
ガイキング
「なんだって!?」
ゴーショーグン
「そのマガイモノっていうのは人工物なんだな?」
たくっちスノー
「大半がそうだよ」
ゴーショーグン
「ってことは、それらを作り出しているのは...」
イクサー1
「イクサー2...」
たくっちスノー
「貴方は奴に居所を知られてしまった、これから先いつ狙われるかも分からない」
たくっちスノー
「すまない、自分がもう少し考えていれば...」
渚
「いえ、気にしないでください」
たくっちスノー
「いや、そういうわけにはいかない...何かあったら呼んでほしい、力になる」
ガイキング
「俺も戦ってるの見たらすぐ駆け付けるから、暗黒怪獣の時は世話になったしな」
ゴーショーグン
「青いロボットに用心...か」
鋼鉄ジーグ
「まぁ、それは一旦置いといて、バーベキューを楽しもうぜ!」
「「おー!」」
イクサー1
「.....」
イクサー1
(イクサー2...貴方は、私を殺すことしか出来ないのですか?)
イクサー1
(.....貴方はそんな生き方しか、出来ないとでも言いたいのですか?)
もう、戦う理由などないのに。
第七話 END