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満開!ロボット学園(完結)
作者: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E  (総ページ数: 124ページ)
関連タグ: メイドウィン小説 マガイモノ スパロボ? 
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*12*


「は、はぁ...」

ガイガーは何も語らず、じっと渚の顔を見る

ガイガー
「......」

イクサー1
「...?」

エクスカイザー
「気にしないでほしい、部長はおとなしいんだ」

ファイバード
「戦うときはすっごい叫ぶんだけどな」


「へー...あの、勇者部って一体どんな活動をしているんですか?」

ファイバード
「そうだな...生徒が学校の規律を守るように見張りをしたり、リサイクルをしたり...まぁ、よくあるものさ」


「なるほど、風紀委員みたいな...」

エクスカイザー
「何より、この学校は重火器や化学兵器を使用した喧嘩が絶えない、それらを制止するのも私達勇者部の役目さ」

ファイバード
「ガインも今ごろ、パトロールしているはずだよ」


「ああ、この間の購買みたいな...」

ガイガー
「.....」

エクスカイザー
「それで、勇者部に入部は?」


「とりあえず今日は、見学だけに...」

ファイバード
「そうか、無理強要はしないから今日はゆっくりしてってくれ」

イクサー1
「はい」

...

エクスカイザー
「では今日も、『この学園を昨日より良くしていくためにはどうするか?』を考えていこう」

ファイバード
「喧嘩が起きるのは購買エリアだな、週に4回は見かける」

エクスカイザー
「購買か...シャッターをもう少し分厚いものに要請...いや、これは先週もやったか」

ファイバード
「喧嘩の原因は精神パンの取り合い...そればかりは私達でもどうにもならないだろう」

エクスカイザー
「そうだな...どうすれば購買近くの喧嘩を止められるだろうか...」

ガイガー
「.....」

エクスカイザー
「部長は、どういう考えで?」

ガイガー
「.....」

ファイバード
「いつも通り...と」


「...こんな会話を」

イクサー1
「...Zz」コクリコクリ


ガイガー
「...来る。」

エクスカイザー
「えっ?」

ガイガー
「敵が...来る!」


「ええっ、て、敵ぃ!?」
ピンポンパンポーン

ガイガーが立ち上がった瞬間、校内放送が流れ、こう告げる

【緊急事態発生!ゾンダーロボ接近中!繰り返す、ゾンダーロボ接近中!校内に残っているロボットは直ちに避難せよ!】

エクスカイザー
「ゾンダーだと!?」

イクサー1
「ゾンダー...確か、遠い宇宙から地球に現れたと言う、機械生命体」ムクッ

イクサー1
「生物や機械に寄生して、ゾンダーロボになると言う」


「まるでクトゥルフね...」

ファイバード
「まさか、部長は来ることを予測していて!?」

ガイガー
「...ガインを呼んでくるんだ」



ガイガー
「戦いだ!!」

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