完結小説図書館

<< 小説一覧に戻る

満開!ロボット学園(完結)
作者: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E  (総ページ数: 124ページ)
関連タグ: メイドウィン小説 マガイモノ スパロボ? 
 >>「紹介文/目次」の表示ON/OFFはこちらをクリック

10~ 20~ 30~ 40~ 50~ 60~ 70~ 80~ 90~ 100~ 110~ 120~

*9*

たくっちスノー
「ゴー!シルバリオン!!」

シルバリオン
「ナァーーーッ!!」

シルバリオンは肩からスピーカーを展開し、大音量の叫びを発生させる

ガイキング
「な、なんだこれ!?超音波か!?」

たくっちスノー
「ラーゼフォン、ファイヤーバルキリー」

たくっちスノー
「共通してる点は、音を発射させる機能を持っていることだ」

たくっちスノー
「ラーゼフォンの放つ高周波『ゴッド・ヴォイス』をファイヤーバルキリーの持つスピーカーで何倍にも増幅させる!それがシルバリオン・プレッシャーシャウトだ!」

暗黒怪獣
「グ...ググウ...」

ガイキング
「凄い、暗黒怪獣が怯んでる...」

たくっちスノー
「いいぞ!そのまま超音波で」


「で、でもこの攻撃...こっちにも響くんだけど...」

イクサー1
「それ以前に...」

シルバリオン
「ラアアアアアーーーッ...」ビキビキビキ

高周波を放つプレッシャーシャウトボディが、どんどんひび割れていく

イクサー1
「自らが放つ超音波で自壊しているように見えるのですが...」

ガイキング
「超音波の威力に装甲が追い付いてないんだ!!」

たくっちスノー
「し、しまった!!そんな盲点が!!」


「もしかしてあの人バカなの?」

イクサー1
「...ノーコメントです」

たくっちスノー
「うおああああああああ!!!」ボカン

そのままの勢いで、シルバリオンが爆発する

ガイキング
「何しに来たんだあの人...」

イクサー1
「...いけない!渚、前を!!」


「あっ!!」

暗黒怪獣
「キシャアアアアッ!!」ドンッ!!

音波が止まった暗黒怪獣は、そのままイクサーロボに突進する!


「うわぁっ!!」

ガイキング
「渚!大丈夫か!?」


「な、なんとか...」

ガイキング
「くそっ、暗黒怪獣め...この技はあまり使いたくないが...」


「もしかして、秘密兵器!?」

ガイキング
「秘密兵器ってほどじゃないが...なぁ、そのロボットって暗黒怪獣を空中に投げ飛ばすほどの馬力はあるか?」

イクサー1
「恐らく...」

ガイキング
「よし!それなら頼む!」


「分かったよ!」

イクサー1
「いきますよ、渚!」


「うあああああああっ!!!」

暗黒怪獣
「グオオオオオッ!!」

イクサーロボは暗黒怪獣にタックルを仕掛け、そのまま持ち上げる


ガイキング
「フェイス、オープンッ!!ガイキング、フルパワーッ!!」

ガイキングは体のエンブレムと頭部を展開し、赤く燃え上がる

そして、エムブレムから炎の球体が形成される


「うりゃあああああっ!!」

ガイキング
「燃え上がれ!!ハイドロブレイザー発射!!」

暗黒怪獣
「グギャアアアアアッ!!」

イクサーロボは天空へと押し上げ、ガイキングは空へ上がった暗黒怪獣へ向かって火球を投げつけた


ボーン!!


ガイキング
「...クロースド・フェイス!」ガキーン


ガイキング
「やったな」


「はぁ...はぁ...どうにかなった...」

たくっちスノー
「自分の心配はしてくれないのな...」

8 < 9 > 10