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【鬼滅×花子くん】短編集続編 六人の軌跡
作者: むう  (総ページ数: 151ページ)
関連タグ: 鬼滅 花子くん 2次創作 オリキャラあり 戦闘あり 恋愛要素あり 
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*13*

 〈PM12:00 寝室〉

 伊之助「何だよ何だよ!! 今日はすっげえいい一日だぜ!
     やっぱ日々の行いがいいからだな!」
 アオイ「(ガチャリ)こんにちは。昼食がこちらになります」

 〜お盆を伊之助のベッドのテーブルに置く〜

 伊之助「(もぐもぐ)なぁアリサ。紋逸たちがいねえんだが何か知らねえか?(もぐもぐ)」
 アオイ「私は神崎アオイです。炭治郎さんたちは、先ほど個別任務に出かけられましたよ」
 伊之助「マジかよ。何で言わねえんだ(もぐもぐ)」
 アオイ「久しぶりの任務で慌てていたんだと思います。あくまでも私の憶測ですが。
     任務の執行場所がここから遠いので、早く帰れても三日後になるそうです」

 伊之助「(ホッ)良かったぜ。起きたらだれもいねぇんだからよ。カナヲは?」
 アオイ「同じく任務に行きましたよ。
     滞在されていた他の柱の皆さんも、警備地域へ戻られました」
 伊之助「なるほどなァ(もぐもぐ)」
 アオイ「それでは、また後程食器を下げに来ますので。まあ後で(バタン)」

 〈廊下〉

 アオイ「(ふぅー。何とかごまかせた…。
     炭治郎さんたちは柱用の寝室で過ごしているから、
     こう言っておけば部屋には入らないはず…)」

 きよ「アオイさん。(作戦の実行は)大丈夫ですか?」
 すみ「しのぶ様が、後で(誕生日の)料理について話がしたいと言っておられました」
 なほ「(作戦の)報告は以上です」
 アオイ「分かりました。あとで行くと伝えて下さい。お互い(サプライズ)頑張りましょう」
 三人「はい!」

 〜アオイと三人、情報伝達が上手い〜

 
 〈柱用寝室〉

 【伊之助の欲しい物:天ぷら/毛皮/勝負/探検】

 善逸「…ということで、伊之助の好きな物の聞き出しは成功! イェイ!」
 仁乃・無一郎「イェイ!」
 宇髄「なるほど。天ぷらは食事で出せばいいな?」
 しのぶ「はい。アオイたちに伝えておきますね」
 カナヲ「ニッコリ」

 伊黒「なくなった毛皮が欲しいだと? 
    自分で紛失したものをなぜ俺たちが探さなければいけないんだ」
 仁乃「そのことなんですが、私、見つけました」
 炭治郎「仕事が早いな!」
 仁乃「(右手に持った毛皮を指先で回して)なんか、伊之助さんの鴉が隠してたみたい」
 無一郎「見つかってよかったね」
 伊黒「……フン」

 蜜璃「あのぉ。
    提案だけど、お部屋の飾りつけをする人と、作戦を考える人と、グループを作って
    別々に活動したほうがいいんじゃないかしら?」
 義勇「……確かに、その方が効率がいい」
 煉獄「なるほど! チーム分けをお願いする!」

 炭治郎「えーーーっと、13人いるから、6対7でいこう。
     ちょっと待ってくださいね。バランスを考えると…」

 仁乃「うわぁ、凄い考えてる…」
 善逸「ブツブツブツブツ言ってるな……。真面目な炭治郎だから」
 睦彦「言っとくが俺は不器用だぜ!」
 しのぶ「それは自慢することではないです(ニッコリ)」

 〈飾りつけチーム〉

 善逸/無一郎/義勇/蜜璃/カナヲ/伊黒

 〈作戦チーム〉
 炭治郎/禰豆子/仁乃/睦彦/宇髄/煉獄/しのぶ


 炭治郎「これでいいですか?」
 全員「OK!」
 宇髄「じゃあ早速、派手に取り掛かるとするか。各チーム別れて活動開始だ!」



 【作戦チーム】

 煉獄「思ったのだが、勝負と探検を一つにしてはどうだろうか!
    猪頭少年が屋敷を探検しながら、我々と勝負するという設定!」
 睦彦「いいなぁそれ! こっちまでワクワクするぜ!
    でも、屋敷の構造って大体わかるんじゃね? 何回も来てるし」

 しのぶ「では、照明を消すか夜中にやったらどうでしょうか」
 仁乃「おぉー。探検って感じする!」
 炭治郎「じゃあ、真夜中の屋敷探検みたいな感じですね」
 禰豆子「ムームー!」

 宇髄「屋敷を探検している途中に突然パって証明付いたらビビるかもな」
 煉獄「その証明はどうするんだ! いちいち提灯の火を消していてはもったいないぞ!」
 睦彦「そこは、こいつらの出番ですよ(禰豆子と仁乃の背中を叩いて>」
 禰豆子「ヴッ(痛っ!)」
 しのぶ「なるほど。仁乃さんと禰豆子さんの血鬼術で、火をつけるんですね」
 宇髄「まとまってきたぞぉ! 派手になってきたじゃねえか!」


 【飾りつけチーム】

 〜蜜璃・伊黒 横断幕作成中〜

 蜜璃「伊黒さーん、そっちもうちょっと引っ張ってくださいー
   (横長の半紙の片方を持ちながら)」
 伊黒「こうか?」
 蜜璃「OKです! さて、ここにどういうふうに書こうかしら…」
 伊黒「普通に『伊之助、誕生日おめでとう』でいいんじゃないか」
 蜜璃「でも伊之助くん、字が読めないから平仮名で書かないと…(墨を擦って)」

 〜義勇・カナヲ わっかの飾り製作中〜

 義勇「…………(無言でわっかを貼り合わせていく)」
 カナヲ「………(同じく寡黙)」
 二人「…………」

 善逸「あれ、組み合わせミスったかな…(義勇たちの方を見て)」
 無一郎「……だね」


 〜善逸・無一郎 折り紙を折っている〜

 善逸「時透くん、今朝の紙飛行機、また何かに使えそうだから沢山作っとけって宇髄さんが」
 無一郎「……分かった(折り折り)」
 善逸「どうやったらあんなに飛ぶの? 俺も作ってみたんだどさ、すぐに落ちちゃって」
 無一郎「……えっとね、紙飛行機の羽の部分を折り曲げるといいよ(折り折り)」
 善逸「うわ、もうできてる! 作んの早っ!(折り折り)」


 ネクスト→夜中の屋敷探検企画開催に向けて、作戦チームはさらに細かく計画を立てる!
      禰豆子と仁乃、そしてしのぶ大活躍(^^♪
      一方飾りつけチームの飾りも出来上がり、作戦チームのお手伝いに。
      更に盛り上がる作戦会議☆
      次回もお楽しみに!
 

 

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