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【鬼滅×花子くん】短編集続編 六人の軌跡
作者: むう  (総ページ数: 151ページ)
関連タグ: 鬼滅 花子くん 2次創作 オリキャラあり 戦闘あり 恋愛要素あり 
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*14*

 続きです(^^♪

【翌日 4月20日】
 
〈深夜2:00 作戦チーム〉炭治郎/禰豆子/仁乃/睦彦/宇髄/煉獄/しのぶ


 宇髄「照明落としたらこんなに暗いのか。なるほどなァ。
    胡蝶! 頼んでた屋敷の地図は出来たか?」
 しのぶ「はい。昨夜完成させました。これです(宇髄に渡して)」
 炭治郎「真っ暗で読めないな。禰豆子、頼む!」
 禰豆子「ムー! 血鬼術・爆血!」

 〜宇髄の体が炎に包まれて〜

 睦彦「おいおいおいおい、ダメだろ燃えんぞ!」
 仁乃「そうか、むっくんは初見なんだっけ。禰豆子の火は人間には無害だよ」
 煉獄「どうだ宇髄! 竈門妹の血鬼術は!」

 宇髄「全然熱くねえ。ただし炎に包まれてるというド派手な状態は気に入ったぜ!
    地図がバッチリ見える! これで探検のルートを決められそうだな!」

 禰豆子「ムームー!」
 煉獄「了解した! 勝負の内容は昨日各自で考えておいたもので構わないな!」
 炭治郎「色んな案が沢山出ていましたね」
 宇髄「皆派手派手だったぜ! よし、こっからはルートと演出だなァ」

 しのぶ「伊之助くんを探検に誘う何かが必要になりますね」
 仁乃「そのことについては昨日善逸さんたちのチームに、挑戦状を依頼しました」
 睦彦「仕事が早ぇな!」
 仁乃「作戦チームのみんなは大分作業が終了したので、手伝いに行きたいと言ってました」

 炭治郎「うーんこの計画書…(宇髄作成)…仁乃ちゃんの血鬼術の使用回数多いけど…」
 煉獄「問題があるのか!」
 しのぶ「えぇ…仁乃さんは特別な体質ですので、術を使いすぎると貧血症状が」
 睦彦「あぁ……そう言えばそうだった。めんどくさい体してんな、胡桃沢」
 仁乃「使用回数は十回以上あるけど、大丈夫かなぁ……」


〈一方 飾りつけチーム〉善逸/無一郎/義勇/蜜璃/カナヲ/伊黒

 無一郎「……あれ、カナヲは?」
 義勇「……ケーキを作るとかいって、チームの活動は出来ないようだ」
 善逸「なるほど。甘露寺さん、横断幕は出来たんですか?」

 蜜璃「う、うん! これになるんだけど」
 伊黒「……大分文字が斜めっているんだが」
 蜜璃「そ、そこは目をつぶってねっ」

 善逸「んじゃ、飾りつけは大体できたようなので、あっちのチームの手伝いに行こうか。
    っていうか宇髄さんから配られた計画書を見てみると、紙飛行機の使用回数多いな!」
 無一郎「(ニコニコニコニコ)」
 伊黒「…時透の表情の変化が著しいな」

 蜜璃「最大三町まで飛ぶんだっけ? 凄いわ、器用なのね!」
 義勇「……折り紙だけでそこまで才能発揮できるのが凄いな」
 無一郎「(ニコニコニコニコ)」

 伊黒「でも…、一番飛ぶと言っていた『時透07号』。
    羽が破れているように見えるんだが…少々汚れも付いているな」

 無一郎「……僕が作った紙飛行機にケチ付けんなよ。
     汚れは落とせばいいし、破れは貼りなおせばいいんだから。
     君の小さな物差しで測らないでくれる?」

 伊黒「…………(こいつ、こんなに喋る奴だったか?)」
 義勇「(折り紙に対する情熱が凄い)」
 蜜璃「無一郎くんカッコいいわ、素敵」
 善逸「ま、まぁ、取り敢えず宇髄さんとこ行こうか…」


 〜深夜3:30 両チーム合同作戦会議〜

 宇髄「ということで、『夜の屋敷探検』の計画書がこれだ。いやぁ疲れたぜマジで。
    やっぱリーダーキツイわ、派手にしんどいわ」
 炭治郎「お疲れ様です……いつもありがとうございます」

 禰豆子「ムームー(宇髄なでなで)」
 善逸「Σ(゚д゚lll)ガーン ね、ね、禰豆子ちゃん、俺もなでなでして?」
 禰豆子「ムームー(善逸もなでなで)」
 善逸「うわぁぁぁぁ幸せ! 俺今めっちゃ幸せ!!」

 睦彦「じゃあこの俺が一つずつ説明しておくぜ。言っとくが飾りつけチームは裏方だ」
 蜜璃「裏方って裏で頑張ってるのよね?」
 伊黒「………まさか、裏方という意味も知らなかったとか言うなよ甘露寺」
 蜜璃「違うんです、そういう意味じゃないのよっ」

 仁乃「ということで、むっくん説明よろしく。派手にね!(←影響されやすい)」
 睦彦「派手に読み上げてやるぜ!」

 〜睦彦、計画書を読み上げて〜

 炭治郎「なるほど! ゴールの厨房に伊之助を入れて、そこでプレゼントを渡す、と」
 禰豆子「ムームー!」
 善逸「え、え、ちょっと待って! 裏方って言いましたよね!?
    俺の役目、裏方どころじゃないんですけど。ええ!?」
 仁乃「ごめん。この役は善逸にしかできないかなって思って…」

 義勇「柱たちは基本的に伊之助との勝負相手なんだな。
    ………さっき裏方とか言ってなかったか」
 睦彦「い、いやぁ、あはは」
 煉獄「まぁいいではないか! その日に向けて練習を積み重ねよう!」
 宇髄「と言ってもあと2日しかないけどな!」
 しのぶ「さあ、皆さん頑張りましょう(ニッコリ)」
 無一郎「……僕の紙飛行機、すっごい重宝されてて嬉しい(ニッコリ)」

 宇髄「じゃあこれで行くぞ! 派手に決めるぜ! ファイト―――!」
 全員「オー――――!」


 ネクスト→いよいよ伊之助の誕生日!
      サプライズパーティーは成功なるか?
      次回もお楽しみに!
 

 

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