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作者: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (総ページ数: 95ページ)
関連タグ: メイドウィン小説 逃走中 メイドウィン逃走中 独自能力有 チートキャラ 時空監理局編
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*10*
「おうおう...それにしても凄い面子なことだ」
作者達の回りで立っているキャラクターは...半数が逃走中とは無縁であろう戦いの覇者揃い
魔神、ミノタウロスの怪物、破壊神、地球外侵略者...
そして、『独自能力』の存在によって本家そのままの動きが可能になったとも言える存在になった姿こそあの逃走者達である
作者達は気付いた、流石に今回の相手ばかりは版権キャラとまともに対抗出来ないからこそ独自能力を認められたのだと...
前回こそ普通の人間等もいたにはいたが、今回は神に等しい存在ばかり
本気でやらねば、向こうに勝てないと
「...ていうかあの20人がハンターに負けるかどうかってのが疑問なんですけど」
「そこはほら、時空監理局があんなに自信満々に紹介してたんだから考えてるでしょ」
「時空監理局...なんて言ってもそちらみたいに黒影もいなければ...」
ここで作者達の場の空気が静まる...時空監理局主導の一代イベント、いつもならここでひっそりとあいつが居るはずだった、だが...
「...たくっちスノーさんが死んだって......本当、なんですね...」
「そうだな、俺もまさかこんなに早く消えるとは思わなかった...」
「時空上では自殺として扱われてるそうだけど」
「いつか消えてしまいそうとは思っていたんだけどね~...」
その後ろから唯一男性である作者...ヤードが黒影の方を叩く
「そこの事情はよくわかんないんだけどさ...たくっちスノーって、そんな凄い奴なの?」
「あいつは時空監理局の局長だ」
「え!?」
「凄い奴かと聞かれたら本人が否定してくるだろうが...まぁ、嫌な奴では無かったかも」
「へぇ...時空監理局ってすげぇ組織だな、ここまで大々的な奴は初めてだよ」
「そうだね、絶対お金かけてるよこれ...」
「時空監理局に繋げれば数万ものの世界で視聴できるんだ、収益が何倍になって帰ってくるのだからやらないはずがないだろう」
「ほーん、だから贅沢なほど金を使ってるって訳ね」
「なんかキラキラしすぎて自分ムカついてきましたけどな」
「まあ今回は成金のお遊びみたいなものだしな、見ろ」
ロストメイドウィンが指差したところから巨大戦闘機が飛び出してサイコロとハンターの入った檻が落とされる
檻は途中からパラシュートが飛び出して静かに地面に降り立ち、サイコロは隕石のように速く落下し数メートルのクレーターを作り上げた
それを見てロストメイドウィンは静かに呟く
「やることが無駄に派手なんだよ...」