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作者: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (総ページ数: 95ページ)
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59:16
「な、何の音だ今の!?...ってミサイル!?なんてもんもってんだこの人!?」
「好きで抱えてるわけじゃないんですよう」
騒ぎを聞き付けヤードも飛び出し、彩都はミサイルを地面に起く
「上になんかあるな...でりゃっ!」
黒影が背中に背負っている鯨用包丁を抜いて空へと投げると...何もないところに突き刺さる
「なんかある!」
「ステルス戦闘機か!」
包丁の回りから電気が漏れる音と共に男達が姿を表す
「おおー!!かっこいいー!!このエリアってああいうのも乗れるんだなー!!」
「いや、なんでそんなもんに乗ってるんだあの人ら」
「これしかなかったんだよ!!」
飛行船に乗った男たちはメガホンで叫びながら黒影の方を見る...ふと、あることに気付く...この声に覚えがあるのだ
「あっ!さっきのメッセージと同じ声じゃん!」
「ってことはこいつらがゲームマスター?なんで外に出てるの?」
「何を楽しそうにお喋りしているんだ?」
調度その頃リヒト...を乗っ取ったエボルトが現れ、黒影達の様子を見る
「仕方ないだろう!!逃走者を追尾するカメラとエリアを確認する衛生が使い物にならなくなったんだから!ハンターを動かすことが出来ないじゃないか」
「え?カメラ?そんなのあったの?」
「テレビ放映してるわりにはカメラマンが後ろにいねぇなぁと思ったらそういうことか」
「カメラカメラ...あっ!俺知ってる!」
リヒトの頭に豆電球が浮かび、空にいるゲームマスターに向けて叫ぶ
「それ俺が壊した奴だ!そーかあれお前たちのだったとはな!誰かの独自能力かと思ったぞ!」
「はあああああああああ!!?」
「てか、ハンターを動かせないってどういうこと?人工知能ついてるんだから勝手に動くんじゃ?」
「まあそれはどうでもいいじゃねぇか彩都さんよ、それよりもゲームマスター!」
「何!?ちょっとその前にこれ抜いてよ危ないんだけど!!」
「ああわりーわりー!!」
黒影は一気に数百メートルまで飛び上がり包丁を抜いて着地する
「皆気になってることが多すぎてさー!そんなに思い通りにしてほしいなら色々教えてくれたっていいんじゃねえのか~?」
黒影の発言にゲームマスターの監理局達は抗議する
「どういうことです、そちらはおとなしく扉を閉める!それでいいじゃないですか!!」
「そちらはよくても俺たちがな~、エリアを閉鎖するミッションって普通はさ?ハンターを閉じ込めるとか何となく意味は何となく感じられるんだけど~、今回は何かを隠してるようにしか見えないんだよ、だからはっきりさせたいんだ」