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作者: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (総ページ数: 95ページ)
関連タグ: メイドウィン小説 逃走中 メイドウィン逃走中 独自能力有 チートキャラ 時空監理局編
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*90*
【ここから地の分抜き、SSチックでお送りします】
黒影「そんじゃま、無事に逃走中が終わったことを祝って~乾杯!」
全員「乾杯!」
ビルス「さっき天ぷら食ったばかりなのに焼き肉なんて食べれるの?」
黒影「俺化け物みたいな胃してるから!」
たくっちスノー「おい親父やめろ、俺酒飲めねぇ事知ってるだろ」
黒影「いいから飲んでみろよ」
たくっちスノー「あのな、俺は成分的にオロロロロロ」
ロストメイドウィン「ったく、あいつら呑気なものだ...大事件の後だというのに」
ヤード「大事件の後に普通に逃走中を進行できたのも凄いけど...」
ロストメイドウィン「ま、俺たちは慣れっこだからな...しかし、この後が面倒だな」
ヤード「え?」
ロストメイドウィン「あの最初のゲームマスター達、監理局としてみればほんの一握りのグループに過ぎない」
ロストメイドウィン「お前達の想像以上の人間が同じような思想で、同じような計画を行おうとしているだろう」
霊歌「...じゃあ私たち、これから監理局に狙われるんだ...」
ロストメイドウィン「残念ながら、な...ま、それはあそこにいる版権達も同じだし、助けだってある」
ロストメイドウィン「少なくとも時空掃除屋(オレ)は監理局との契約を切る、受け取っておけ」
彩都「また名刺ですか?」
ロストメイドウィン「時空掃除屋の名刺だ、なんか消してほしいものがあれば電話しろ、金さえあればなんでも消す」
彩都「なんか殺し屋みたい(こなみかん)」
ロストメイドウィン「で、囚われていた方の監理局だが...どうなる」
局員「普通にクビになるでしょう、数千人まるごと浮浪者となります」
黒影「何ならウチで雇おうか?既に億人ものの職員がいるんだ、数千増えたって変わりゃしねぇよ!」
局員「...それに、我々だって局長を殺したようなものです、追い詰められていたあの人を止めることも出来なかった」
ロストメイドウィン「...そうか」
たくっちスノー「うるるるる...ああ、クビ?じゃあ、手続きも済ませないとな...」
局員「手続き?」
たくっちスノー「今回の逃走エリアに使われたこのエリア、誰かにあげちゃおうかなって思ったんだよ」
たくっちスノー「今回奴等はこのエリアを利用してあらゆる世界の民を支配して信用を上げるつもりだったんだろうが、今まで低かった信用を余計に落とす展開になった」
たくっちスノー「あんたらが計画をばらまいてくれたおかげで時空関連の奴等は監理局を信用しなくなったしな、もう二度と逃走中なんて出来ないだろう」
たくっちスノー「ならせめて、もう少し信用されている奴に渡した方が無駄にならないと思ってさ...今回のクロノス社みたいな奴等に」
ヤード「.....悪のカリスマ」
たくっちスノー「俺があんなに沢山いるってのは正直気持ち悪かったよ...だが、あいつはあんなことのために作られたって言われるとなんか哀れになる」
たくっちスノー「俺にせよリニュ後にせよ自らの意思で叶えたい目的があったからな...」
霊歌「ええ...そして時空には、もっと沢山のたくっちスノーさんに類似したものが...」
たくっちスノー「ああ、少なくともお前達には迷惑をかけないようにする...俺と親父が約束する」
黒影「.....」
たくっちスノー「正直この事に気付いたとき、あんたが知ってしまうのを恐れてたんだ...お前、リニュ後の事大好きだったもんな」
黒影「...俺の子なんだから、当然だろ、もちろんお前もな」
たくっちスノー「サンキュー、おやじ。」
ZERO【お前達はこれからどうする?】
桜木「私たちの世界を監理局の管轄外まで遠ざける事は考えてあるけど」
ヤード「戦う手段が...」
彩都「ま、その気になれば今回みたいに力が何百倍にもなったりしますし後は数かな」
桜木「版権キャラ達の世界は安全そうですね、強いかたも居ますしあっちにもメイドウィンがいますから」
ロストメイドウィン「メイドウィンというのも大変だな、俺達もそうだが」
黒影「俺たち当分帰れないな...っていうよりは、帰りたくないな、俺」
ロストメイドウィン「いつものことだな」
黒影「そうじゃない」
黒影「俺も別時空では監理局の局長やってるんだ、あいつらのせいで今のバランスが乱れそうなら...私怨を抜きにしてもほっとくわけにはいかねーよ」
七花「そっちの都合はいいけど俺、いつ帰ったらいいんだ?待たせてる奴が...」
たくっちスノー「あ、それに関しては問題ない、俺たちは世界の好きなタイミングで介入できるから...けど」
ロストメイドウィン「蘇生させられた七実に関しては問題がある、また土に返しても奴等が掘り起こすだろう」
ロストメイドウィン「だからもう少し待て」
七実「.....」
ロストメイドウィン「...たくっちスノー、俺はもう帰る」
たくっちスノー「え?肉は?」
ロストメイドウィン「亡霊にそんなものは必要ない...騒ぎ立ててこれからのことを忘れるなよ、じゃあな」
...
ロストメイドウィン「...やれやれ、やっぱり俺たちは逃走中なんてするものじゃないな」
ロストメイドウィン「普通と無縁な存在は異常から絶対に逃れられない」
ロストメイドウィン「何をしても事件を産み出してしまうのなら、いっそ...」