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作者: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (総ページ数: 95ページ)
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*40*
「へぇ~?」
「なるほど...」
【奴メ 少シ調子ニ乗ッテイルナ】
彩月のメールを見たビルス、エボルト、そしてZEROが悪のカリスマの場所を捕捉し、向かっていく...
...
そしてロストメイドウィン達にも...
「悪のカリスマがバッテリーを持ち去ってどこかへ逃げたそうだ」
「何やってんだ!?」
「あいつめ...だが、エボルトが奴を追いかけるそうだ、そういうメール来た」
「え、嫌な予感しかしない」
「ビルスとZEROも追いかけるらしい」
「ラスボス三人はやりすぎじゃない?」
「ダストヒューマン!ヤード!」
ヤード達を呼ぶ声がする...赤塚と海斗達だ、海斗は屋根を越え看板を飛び、バッテリーを持ちながらやってくる
「俺の方が運動神経あるんで持たせてもらいました...はい、これ」
「これがバッテリーか...ヤード、面倒だからお前が付けてくれ」
「全く人使いの荒い亡霊だ...」
海斗からバッテリーを貰い、ヤードが電波塔に差し込むと電波塔から稲妻のようなものが溢れ、設備や店のライトが点いていく
「これで少しはマシになったか...だがあと一本ないと完全には直らないだろう」
「その為にもエボルト達には頑張ってもらわないと...」
...
82:14
逃走者達は把握していないハンターの数は最初の五人、exeが確認した予告せず増やされたものが10人、ミッションによって6人、計21人にまで増えていた
これだけいれば、どんなに広くてもハンターとの遭遇を完璧に避けることは出来ないだろう
...そして
「...あれ?僕は一体?ぶぐぐぐぐ!?」
冷蔵庫に入り凍り付いていたのび太が、ようやく元に戻った
あれから彼は悪のカリスマ達に発見され、露天風呂に沈められていたのだ
「あら、私は無駄だと思ったのですが...案外やってみないとわからないものね」
その近くには七実が...彩都同様、彼女も停電が起きてからは露天風呂のある旅館でずっと動かずに待機していたのだ
「あれ、貴方は確か...鑢さん?」
「何か?」
「あっ、いや...今どうなってるの?なんだかいつもより暗い気がするんだけど...」
「凍ってしまっていた貴方は今起きている状況を把握できてないのね、良かった...いえ、悪いのかしら?」
「え、もしかしてもう何か始まっている?」
七実は黙って頷く
「大変だ!僕も何かしないと...」
「でしたら」
「貴方が今ここでやらなくてはならないことを言います」
...
「え?そ、そんなことでいいの?...うーん、別に良いけど...」