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作者: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (総ページ数: 95ページ)
関連タグ: メイドウィン小説 逃走中 メイドウィン逃走中 独自能力有 チートキャラ 時空監理局編
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86:24
確保された逃走者はヘリに担ぎ込まれ、空中にある飛行船に送られる...
「ううあ」
「あ、新しい確保者かぁ~やっとだねぇ~」
「うん だいじょうぶ?」
「うんうん」
「それにしてもここ、誰もいないねぇ...あんなにパーっと輝いて、こんなでっかい飛行船を確保者入れるのに使ってるのになぁ~、檻要らない気がするよ」
「...うん」
それを聞いたアステリオスは檻を掴んでへし折った
「これですこしは ひろくなったよ」
「そうだね~ せっかくなにもないんだから有意義にスペースを使わないとね~」
...
「残り一本...これかな」
彩月は人知れず活動し、電子ロックを見つけていた
「...こんなことなら独自能力をハッキング系統にしておけばよかったかな、許してもらえるはずがないけど」
「おまえその体格でハッキングとか何言ってるの?」
電子ロックの上から悪のカリスマが影になって現れる
「いつもそばにいるあの人はどうしたの?」
「夜だからってぐっすり寝てやがるよ、全く...それでおまえ、ハッキングなんか出来るわけないだろ、単なるリアルワールドのガキが」
「ううん、たくっちスノーさん...私の世界の神がね、もし自分に何かあったら私がメイドウィンを継ぐように言われてたんだ、機械操作が上手いからもっと鍛えろって色々資料をもらって...」
彩月は遠隔操作で悪のカリスマのタブレットの再起動コマンドを打ち込んだ
「なっ...!?」
「こういうのは得意になったんだ、まあ別世界の製品ばかりイジッてきたからリアルワールドのハッキングなんかは出来ないんだけどね」
「くっ...お前...!!」
「改めて、この電子ロックをどうするか...だけど、これプログラムイジっていいのかな」
「いや、独自能力に含まれてないことをするなよ」
「わかった、じゃあ任天堂ゲームのちから使う」
【最強の任天堂戦士】
誰も寄せ付けぬ程のゲーマーとしての才能が戦いを得て具現化した独自能力。
『任天堂』の為に二度戦いを生き抜いた彼女は任天堂に愛されている
たくっちスノーのように腕のみを任天堂キャラのように性質を変化させる
「スクリューブレイカー!!!」
彩月は右腕をドリルに変えてバッテリーが埋め込まれている部分を削り取る
「ピカチュウハンド!!」
まだ電力を帯びているバッテリーを電気ポケモンの腕で掴み...
「いや、そうはさせんよ」
その瞬間、悪のカリスマの触手がバッテリーを奪い取って去っていく
「もらった!!」
「あいつ...」
彩月は冷静にメールを送信する
【桜井彩月だよ、今2本目のバッテリーを外したは良いけど悪のカリスマに奪われた】
【私は速くないから誰か取り戻して】