完結小説図書館
作者: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (総ページ数: 95ページ)
関連タグ: メイドウィン小説 逃走中 メイドウィン逃走中 独自能力有 チートキャラ 時空監理局編
10~ 20~ 30~ 40~ 50~ 60~ 70~ 80~ 90~
*38*
87:16
「たくっちスノーさんが?」
「ああ」
exeは、うりぼん達が話していた出来事を昔からの付き合いであった福の神に話していた
「...たくっちスノーさんは、確かにいるかもしれない、けど貴方達の知ってるあの人はもう死んだ、神だから言えることだけど...死んだ存在が生き返るなんてことは...」
「そうだな...だが、信じずにはいられなかった、それは分かってくれ」
「それは私たちも同じです」
「だから確認した上で諦めようと思って、俺はあの二人を連れてきたんだ。うりぼんは素直だしフクリュウは他の奴が何かあったときに治療してくれる」
「そうね...だけど、たくっちスノーさんらしき反応って何かしら、当てはまるものが多すぎるわね」
「悪のカリスマ...は知っているな?」
「ええ、あの逃走者ね」
「ああもあからさまだと怪しいが...まだ判断するには早いか」
「ええ、今は明かりの復帰を優先しましょう」
と、その時...タブレットからメールが届く
「ん?なんだ...ダストヒューマンから?」
【いいかよく聞け、まずは一旦電子ロックからバッテリーを抜くのをやめてくれ】
【電波塔を確認してみたがバッテリーの穴は二つしかなかった、電子ロックの数は四つ...つまり二つ余分に余るということだ】
【下手に抜いたら無駄にハンターが増えるだけだ、一度電子ロックから離れろ】
【そしてバッテリーを抜いたやつは俺みたいに一斉送信を行え...以上だ】
「二つか...なるほど、ただ抜けば良いわけでは...」
と、その直後にまたメールが
【赤塚だ、バッテリーを一本回収している】
【バッテリーはロックに直挿しで下手に触れると感電する可能性がある】
【ハンターは三体、バッテリーが抜かれて30秒後に動き出すように設定されている】
【つまり、気を付けろ】
...
「あと一本か、問題はバッテリーを届けることが出来るのか、今ハンターが何人いるのか...」
その後ろにハンター...黒い服でカモフラージュされ、逃走者達には気付かれない...
「俺は全速力で電子ロックを探す、お前も気を付けろよ、フク」
exeは音速を越えるスピードを一瞬だけ放ち走り去っていく
「私一人ね...念のため使っておこうかしら、独自能力。」
福の神は光を空に掲げ、光から下ろされる力を身に纏う
...近くにいたハンターは福の神を見失い、別の方へ...その近くには
「あっ...」
アステリオスだ...
アステリオスが気付く事もなく、ハンターは走るまでもなくアステリオスに触れた
「あっ いつのまに」
86:47
アステリオス 確保
残り 23人
【聖なる偽神と邪悪の唯一神】
福の神の独自能力。
元から幸福の神では無かった彼女は幸運の力を満足に引き出すことも出来ない
力を使うことで本人にとって幸福な事が起きるが、運力を1消費し、1になると発動できなくなる
『福の神のステータス変化』
運力10→9