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作者: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (総ページ数: 95ページ)
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そしてその頃逃走者達も...突然の停電で周囲が見えにくくなり、戸惑っている者が多かった
「と、突然電気が...」
「こいつ...候補生めっ!!また性懲りもなく邪魔しやがったか!!」
「.....」
「思った以上に真っ暗だな、全設備の電気が一斉に落ち...!?」
「おい!空中に浮かぶ設備はどうなっている!?飛行機絶景ツアーとかあっただろ!?」
「いや、こんな時に乗るやつなんかいねぇよ」
「そ、それもそうか...飛行機事故のある逃走中とか洒落にならんからな」
と、その時監理局からメールが送られる
【全てが憎むべき者が今度は停電を起こしました】
【電力復帰の方法は中央広場の中にある電波塔のバッテリーを入れ換えることです】
【バッテリーはハンターの入った電子ロックに付けられており、電子ロックに使われているものを使う必要があります】
【当然バッテリーを抜けば電子ロックの機能が停止しハンターが飛び出します】
【電子ロックは全部で四種類....】
「要するに電子ロックからバッテリー引き抜いて電波塔に差し込めと」
「まあなんてワイルドな考え方を」
【ミッション】
『エリアの電力を復旧せよ!』
電子ロックを破ればハンター...しかしこのまま視界が悪いままでは逃走にも支障が出る、開幕から不安要素の大きいミッションだ、油断すればあっという間に不利になるだろう
「どうします?」
「俺はなにもしない、好きにしろ」
「じゃあ電波塔にいく!」
「じゃあ俺もついていく」
ヤードとロストメイドウィンは中央広場へ...
...
桜木は...
「ミッションやりたいけど前がよく見えな...痛っ」
看板に顔をぶつけながらも電子ロックを探しに...
...
彩都は...
「こんな暗いところじゃ自首るのも難しいしほっとくか」
カプセルホテルで就寝...
そして唯一確保された花音は...
空中確保檻専用飛行船
何があっても勝手に逃げられないように空中に設置された確保者の檻
「なんだか真っ暗だけど~、大丈夫かな~」
「それにしても~、もう夜なのかなぁ」
...
「ねぇ、ロストメイドウィンさん?」
「どうした...ヤード」
「逃走中を行う上で気になってたんですけど...どうやって版権世界(原作)から逃走中の舞台へキャラクターを送ってるんですか?」
「そんなことか...なんてことはない、事前に話をして許可を貰えたら寝ている隙に運ぶだけだ」
「あ、許可は貰うんですね」
「ああ、μ\\\'sとかそういう大手は大体引っ張り蛸だな...俺はそういう争いに飲まれずに好きなキャラと話をするんだが」
「へぇ...」
「...たまに悪人が許可をもらうまでもなく拉致していくこともあるが、まあ黒影みたいなのにぶちのめさせるのがオチだ、あんなのでも正義感はあるんだ」