完結小説図書館

<< 小説一覧に戻る

逃走中のなりそこない【豪華2本立て】
作者: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E  (総ページ数: 73ページ)
関連タグ: メイドウィン小説SEASON3 MM○○中 逃走中 ゼンカイif編 
 >>「紹介文/目次」の表示ON/OFFはこちらをクリック

10~ 20~ 30~ 40~ 50~ 60~ 70~

*34*

たくっちスノー
「まぁ手は打っておく!まず今回は…VIP系豪華ゲスト勢ぞろいでやるんだ!」

大地
「今回の俺たちの負担、とんでもないことになりそうだな……」

アサル
「既に胃が痛くなってきた……」


…………

そして…



「ノーマン?どこなのです?ノーマン」


たくっちスノー
「その声は我が友フィーネ・フォルテではないか!?」バッ


「やめんか危ない!!」ゴッ

たくっちスノー
「ぎゃあああああああああ」


アサル
「こ……この人があの人の友人の…」

大地
「リュート卿和国の姫君 フィーネ・フォルテ……」

フィーネ
「皆さん、本日はどうかよろしくお願いいたします」

たくっちスノー
「そりゃもう!なんてったって初の時空上京だからな!」

フィーネ
「では、まず皆様にお聞きしてもよろしいですか?」

アサル
「え?はぁ…なんでしょう」

フィーネ
「時空にも…愛はありますか?」

アサル
「あ、愛??」

フィーネ
「ええ、互いが互いを愛する心、思いやり、助け合う…私は時空に来て、あらゆる物を愛します、愛こそが、世界を良くするかけがえのないもの」


フィーネ
「私はそう信じています」

アサル
「は、はぁ…」


「あー、でもなんか……分かるかも、あの子みたいだ」


「たくっちスノーが友達になるのも分かる」

カノコ
「もうそろそろいい?こいつすっげー髪型してんn」

げ こ

ん つ

たくっちスノー
「今回ばかりは俺が殴る!」

カノコ
「う” ぇ ぇ ぇ………」

フィーネ
「たくっちスノー?彼はアン・ノーマンという名前では…」

たくっちスノー
「アン・ノーマンは旅をする上での偽名だ…まっ、有名過ぎて通用したのは貴方のいるリンガリンドだけなんだが」

パチパチパチ

「愛は世界を救う……ですか、とても素晴らしい考えですね、フィーネ・フォルテ卿」

大地
「あの人は?」

たくっちスノー
「宇宙から来てくれたフロスト氏だ、平和維持軍なる部隊を設立して紛争地に飛び込み、人々の支援なんかもやっているんだ」

アサル
「よくそんな人まで呼べたな………」

たくっちスノー
「まあ苦労したけど」

フロスト
「私もこれまで数多くの星に向かい、人々が安心して生きる為に活動していますが……」

フロスト
「人と人が手を取り合い、安らぎを持って平和に生きる……正しく愛、平和の為には愛の心が肝心なのです」

フロスト
「貴方のような人とこうして出会えたことを、私は光栄に思えます」

フィーネ
「はい、それは私も同じ気持ちです!」


たくっちスノー
「よし、では逃走中の舞台へ転送!」

たくっちスノーが指を鳴らすと、魔法のように空にとびあがる!

たくっちスノー
「で、ここが今回の舞台であるププビレッジ!呆れ返るほど平和な惑星ポップスターにある小さな村!」

フロスト
「聞いたことがあります、ここの人達はとても穏やかで戦争は一切しない、侵略者が現れても『星の戦士』によって追い払われる強固な惑星とか」

アサル
「まさか、宇宙まで乗り出すとは………」

大地
「クロノス本社は月にあるとはいえ、スケールもデカいよなぁ……」


ソウゴ
「あ、たくっちスノー!」

たくっちスノー
「ソウゴ!今回知り合いはゼンカイか誰かだろ?あとお前とメアト………俺の部下のサンドラゴくらいか」

33 < 34 > 35