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逃走中のなりそこない【豪華2本立て】
作者: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E  (総ページ数: 73ページ)
関連タグ: メイドウィン小説SEASON3 MM○○中 逃走中 ゼンカイif編 
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*57*

たくっちスノー
「ってことだ」

大地
「………それ、もしそうなったらまずくないですか?」

たくっちスノー
「だから俺も警戒してるんだよ、あいつの初観光でそんなことなってほしくないし」

たくっちスノー
「で、今回のミッションは……ぶっちゃけ別番組から思い付いたんだが、いいか?」

たくっちスノーはこっそり耳打ちする

アサル
「………めちゃくちゃですね」

たくっちスノー
「こうした方がフィーネ的にも後腐れないしバカウケするだろ……」


………

46:59

たくっちスノー
「月村さん!承認お願いします!」

たくっちスノーがクロノス社にミッションデータを送信し、ゲームマスターに送られミッションの準備が始まる!

【貴方の提案は可決されました】

たくっちスノー
「ミッション開始!!」


ミッション開始と同時に……逃走者達のタブレットに通知が来る

……

仗助
「ん?なんか入ったな……なっ!?」


仗助
「タブレットに20万ジーカ振り込まれてる!?」

………

そう、全員のタブレットにそれぞれに20万ものの電子マネーが振り込まれたのだ。

たくっちスノー「金曜日にやってる某番組を見て思いついたんだ、金を稼ぐ為のこの逃走中だが、逆に使いまくるのも悪くないだろ」

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【ミッション② 金を使え!】
逃走者全員に20万ジーカを振り込んだ。

この金はゲーム中、30分まで好きなように使って構わない、使い道は自由。
1番ギリギリまで使い切った人には終了後にボーナスを与える。
なお使用していいのはこの20万ジーカのみ、また、金額は表記せず、所持金がマイナスになった場合確保扱いで脱落となる。
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タロウ
「なんだ?このミッションは」

ジロウ
「今に始まった事じゃないですけど、このゲームいつもハンターで確保させてくれませんよね」

たくっちスノー
「お前らが余裕でハンターより足速いのが悪いんだろうが!!なんで定期的にアップグレードしてるのにそれを軽く上回るんだよ!!!」

アサル
「それ最早番組として破綻してませんか 」

カノコ
「時空のSP参考にすればいいのに」

たくっちスノー
「時空のSPは瞬間移動とか使ってそもそも逃げる隙とか与えないからダメ、逃げ走るで逃走中だから足を使わないとってこだわりがね」

大地
「だから俺がこっそり罠とか貼って無理矢理捕まえてるんですがね……」

カノコ
「じゃ、カノは捕まりたいんで破産してくる!」

たくっちスノー
「生放送で破産してくるなんて中々聞かないフレーズだけど頑張ってねー」


アサル
「………僕らどうします?」

大地
「お金使うミッションと言われても、俺達ゲーム中にどう使えばいいかなんて思いつかないんだけど」

たくっちスノー
「スパチャでもすればすぐ消えるんじゃない?」

大地
「いや……スパチャ代を逃走中で稼ぐのって……なんか……」

たくっちスノー
「おうそれ以上はやめときな、ヘイトスピーチになるぞ」

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