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*27*
ルルミー
「お久しぶりです、たくっちスノーさん」
ティー
「この世界ではティーって呼んでくれ、今は仕事じゃないからね」
ミルラ
「ああ...それでティーさん、私達を呼んだのって?」
ティー
「いや、自分は時空の辺り一面に飛ばしたんだが、君らが一足先に食い付いただけって感じかな」
ルイージ
「そうか...それで今君は何やってるの?」
ティー
「旅をしながら代理局長の仕事の一環としてパトロールって感じかね、いつだって変な悪い奴が悪いことを企んでいるものだから...」
ミルラ
「へぇ...大変ですね」
ヒカル
「誰?」
ティー
「ああ、ごめんごめん勝手に盛り上がっちゃって...この三人は、自分と前に色々あった...まぁ今の自分達みたいな関係だったのさ!」
ハプウ
「なるほど...わしはハプウじゃ、よろしく頼む」
ヒカル
「僕はヒカル...らしいです」
ティー
「らしいってお前、自分の名前だろ」
ヒカル
「うん...」
ルイージ
「...何だか、また変な事に巻き込まれてるんだね」
ティー
「へへ、まあな...」
ルルミー
「それで、資料に載っていたバースト調査隊というのは...?」
ティー
「ああ、それだが...」
ティーは三人にburstハートとモノポライズ・ギャング...そして、BURST戦士ついての説明をした
ルイージ
「宝石の中にポケモン...」
ミルラ
「そんなことがあるなんて...」
ティー
「信じられないだろうが、全て本当の事だ」
ルルミー
「ギャングだとかそういうのはともかくとして、一番驚いたのは...ポケモンのようになる、ということですね」
ティー
「サトシゲッコウガとはまた違う感じね」
ヒカル
「ティーさん ハートを集めた後はどうするの?」
ティー
「そりゃもちろん、第一に考えることは全てを回収してからのポケモンの解放だよ」
ハプウ
「当然じゃな...しかし、回収とは言ってもアテはあるのか?」
ティー
「もちろん...さっき話したモノポライズ・ギャングさ」
ルイージ
「全部ギャングが持っているのか?」
ティー
「いいや、それは流石に無いだろう...でも、奴等は自分が発掘したものでさえこちらの物と言い張るほどの欲張りな連中だ」
ティー
「奴等は必ずアローラに来る!burstハートを独占するために!」
ヒカル
「へー」
ルルミー
「...その為に我々が必要、ということだったんですか」
ティー
「そう!いくら自分だって子供二人と組織でやりあえると思うほどバカじゃない」
ティー
「それに奴等はモンスターボールを持っていない...ロケット団やスカル団みたいにポケモンバトルで済む相手じゃない」
ルルミー
「ポケモン世界の悪の組織なのに...」
ティー
「不思議な話だよなぁ、この世界でポケモンを持っていない人間なんてムショの罪人か子供くらいだ」
ヒカル
「そうなの?」
ハプウ
「現にわしもお前もポケモントレーナーじゃろ」
ヒカル
「そっかそっか」
ルイージ
「そういうことだったら協力するよ」
ルルミー
「ポケモンは使わせてもらいますけどね」
ルイージ
「た...ティーは何のポケモンを持っているんだ?」
ティー
「じっくり育てたい派でさ...相棒のダイケンキ以外は皆タマゴから生まれたてなんだ」
ミルラ
「どこか頼りない所は相変わらずですねぇ」
ティー
「それどういう意味!?」
ハプウ
「しかしそんな奴等が本当にアローラに来るとするなら、ここでおとなしくしているわけにもいかないか」
ティー
「ああ!」