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ポケットモンスタートライ(完結)
作者: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E  (総ページ数: 107ページ)
関連タグ: メイドウィン小説 ポケモン Reburst 
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*8*

ハプウ
「スカル団、島でくだらない悪事を働くろくでもない奴等さ」

スカルしたっぱA
「ホメコトバとして受けとくってか!」

スカルしたっぱB
「そうっスカ!」

ティー
「で...狙いは恐らく、さっきのヒトモシってワケか...ダメだ!こいつはタマゴから大事に大事に育ててるんだ!」

スカルしたっぱA
「ならタマゴを少々寄越しなって!」

スカルしたっぱB
「嫌だと言っても強要上等!」

ティー
「ふーん、そんな堂々と脅してくるんだー 出てこいダイケンキ」

ティーはマジックハンドからダイケンキのモンスターボールを開き、ダイケンキを呼び出す


スカルしたっぱA
「ポケモンバトルッスカ?」

スカルしたっぱB
「本気ッスカ?俺たちゃチョーツエエッツーカ!」

ハプウ
「やめとけやめとけ、こんな奴等構うだけ無駄じゃぞ」

ティー
「いいや、バトルじゃないさ...なぁダイケンキ?」

ダイケンキ
「ケン...」

ダイケンキはアシガタナをスカル団に向ける

スカルしたっぱ
「ひいっ!」

ティー
「うちのタマゴは皆自分の半身であり、相棒とも言える存在だ...そんな物を奪い取ろうとするってんのなら、こっちだってお前の半身を奪い取る覚悟がある」

ティー
「ダイケンキがやらなくても自分がやる」

スカルしたっぱ
「「.....」」

ティー
「で、どうする?今ここでタマゴを手に入れる代わりに半身を失い人生を棒に振るか、見なかったことにして逃げ去るか...選択肢は二つだ」

スカルしたっぱA
「ほ、本気ッスカ?」

スカルしたっぱB
「さ、流石に...ハハハハ」

ティー
「ダイケンキ、アシガタナを貸してくれ」


スカルしたっぱAB
「「ひええええ!!お助けぇ~!!」」

ティーがアシガタナを構えるとスカル団の二人は慌てて逃げていった

ヒカル
「にげた」

ティー
「まったく...」

ハプウ
「お前さん...今のは脅しにしてもやりすぎじゃ!」

ティー
「え、そうかな...ごめん、気を付けるよ」

ヒカル
「.....」

ハプウ
「まだ間に合う時間じゃな、行くぞ」

ティー
「ああ...」

ヒカル
「...ねぇティーさん」

ティー
「何?今のでオシッコ漏らしたとか言うんじゃないぞ?」

ヒカル
「ううん、あのね.....」



『さっきのって本気だったんでしょ?』

ティー
「!!」

ヒカル
「.....行こうね」

ティー
「ああ...」

ティー
(この少年...何者なんだ、何となく普通の人間には見えない気もするんだけど)


....

ティー
「よし!それで、ポケモン博士がいる島は...」

ハプウ
「メレメレ島...もうすぐ来る船がそうじゃな」

ヒカル
「あっ、あれかな?」

港に大きな船が付き...三人は船へと乗り込む


....

船内でヒカルとティーはburstハートを日光にかざしたりして観察していた

ティー
「ふーむ.....」

ヒカル
「ティーさん、burstハートが発掘された場所って、他にもこれを持っている人が居たんですよね」

ティー
「そうだな」

ヒカル
「じゃあ、使い方は知っているんですか」

ティー
「なんとなく知ってる、確か宝石を持って何かするはずなんだよ...」

ヒカル
「何かって?」

ティー
「それは...忘れちゃったなぁ...」

ヒカル
「そうですか...」

ティー
「で?自分探しの為に何をするか決めたのか?」

ヒカル
「えーとそだねぇ...」

そんな時だった、船室の扉が乱暴に開き、銃をもった黒服の集団が乗り込んできたのだ...どことなく偉そうな見た目の男が喋りだす

「動くんじゃねえぞ!!」

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