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スマブラ戦記SPECIAL 暗黒の使者(完結)
作者: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E  (総ページ数: 128ページ)
関連タグ: メイドウィン小説 スマブラ戦記シリーズ 亜空の使者 
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*25*

そして、たくっちスノーがワリオの世界を調べていると、exe達とは違う反応を探知する

たくっちスノー
「ん...?ワリオの世界に時空のブレだ、他に移動している人が居るのかな...」

たくっちスノー
「...これは遭難信号!何かあったのか!?」

たくっちスノーは信号の詳細を調べながら、彩月に電話する

彩月
「はい、桜井です」

たくっちスノー
「彩月さん!サフィーナさんって今暇かな!?」

彩月
「ちょっと聞いてくる...ねー?暇?」

「ああ、問題ない...いつでも行けるぞ」

彩月
「だってさ」

たくっちスノー
「分かった...すぐに目的地へ転送する、船を用意してあるから後は貴方の能力を頼りにしてますから!」

「了解」

彩月
「それじゃ、また何かあったら呼んでね」

たくっちスノー
「はい!」

彩月との電話を切り、たくっちスノーは任天堂世界にサフィーナを転送する

...

ワリオ達の船とは大きく離れた大海原...

そこで一人の少女が丸太に捕まっていた

「ここは...一体?」

「誰かいないの?」


「む、あそこか」

「ん?」

少女の目の前に突然、大きな戦艦が現れる


サフィーナ
「お前がたくっちスノーの言っていた遭難者か」

「貴方は?」

サフィーナ
「ひとまずこちらへ」

...

サフィーナは少女を戦艦の中へ入れ、タオルを用意する

サフィーナ
「私はサフィーナ・ブルー、ブルームーン軍大将を勤めている...お前は?」

「私は...アルマ。」

サフィーナ
「アルマ...どこから来た?」

アルマ
「童話の世界」

サフィーナ
「童話?...たくっちスノー、調べてくれ」

たくっちスノー
「ああ...確かに、そんな世界があるよ」

たくっちスノー
「でも任天堂世界から結構離れてるじゃないか、どうやってここに?」

アルマ
「よく分からないけど、童話の世界を跨ぐ途中に赤い何かが...?」

たくっちスノー
「赤い何か?」

アルマ
「うん、角があって、硬くて...煙のような」

たくっちスノー
「.....!!」

その瞬間、たくっちスノーの脳内に声が響く


「力が欲しいんだよ、設定が...分かるだろぉ?たくっちスノー」

「利用させてもらうぜ?フッハッハッハ!!」

たくっちスノー
(石動惣一...!!)

アルマ
「あの、ここは一体?」

たくっちスノー
「ああ、えっと...ここは望遠鏡の中の世界、ユーレトピアです」

アルマ
「ユーレトピア?」

たくっちスノー
「はい、海賊と妖精の世界、ユーレトピア...」


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