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*33*
四柳
「サイル...?」
たくっちスノー
「うん、サイキックゲーマーのサイル・ヤエルージュ、ヤエさんっていううちの知り合いを元にしたマガイモノなんだ」
四柳
「超能力者の知り合いってなんだ...」
たくっちスノー
「ま、まぁ!自分にも色々あったわけよ!」
サイル
「この方は?」
たくっちスノー
「桜井四柳さん」
四柳
「もう桜井じゃない、今は祖父江だ」
たくっちスノー
「ああごめんごめん...で、この四柳さんは僕の管理するリアルワールドでは一番のゲーマーなんだ」
サイル
「へー」
四柳
「そいつは強いのか?」
たくっちスノー
「四柳さんほどじゃないけど、マガイモノ王国では負け知らずだよ」
四柳
「ほう...」
サイル
「...」
たくっちスノー
「じゃあ任務の話に戻るけど、復活した敵の話は聞いている?」
四柳
「ああ、それもある程度は」
たくっちスノー
「実はexe達の居る世界とは別の所に似たような反応があった...でもあいつらはワープさせちゃったからそこにはいけないと思う」
四柳
「そこで俺達か...その場所とは?」
たくっちスノー
「『ドンキーコング』の世界だよ、任天堂世界でもマリオに並んで歴史のある所」
四柳
「いわばもう1つのスタート地点か...よし、すぐに向かおう」
サイル
「たくっちスノー様」
たくっちスノー
「分かってるよ...開け、パンドラの門!!」
たくっちスノーは四柳達の目の前に渦を形成する
サイル
「では、行ってきます...」
たくっちスノー
「頑張ってねサイル」
四柳
「後は任せろ」
...
たくっちスノー
「さて、自分もexe達の居所を調べないとな!」
そして、ドンキーコングの世界は既に何かが狂い始め...
「ん?あれ、どこいったんだ?」
彼はこの世界に無数にあるジャングルの1つに住む王者『ドンキーコング』
彼は時に海を越え、森を越え...ジャングルの端から端を救ってきた英雄である
ドンキー
「そんなに無くすようなものだったかな?」
「た、大変!大変だよドンキー!」
ある日、ドンキーが家をひっくり返してあるものを探していると、ドンキーの相方であるチンパンジー、ディディーコングが窓を越えてやってくる
ドンキー
「あ、ディディー!俺の王冠知らない?」
ディディー
「それどころじゃないよドンキー、大変なんだ!」
ディディー
「前にドンキーが倒した悪い王者達がまたジャングルで暴れてるんだ!」
ドンキー
「なんだって!?悪い王者って...コンフーコングとか、ブシドーコングとか...あいつらが!?」