完結小説図書館

<< 小説一覧に戻る

スマブラ戦記SPECIAL 暗黒の使者(完結)
作者: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E  (総ページ数: 128ページ)
関連タグ: メイドウィン小説 スマブラ戦記シリーズ 亜空の使者 
 >>「紹介文/目次」の表示ON/OFFはこちらをクリック

10~ 20~ 30~ 40~ 50~ 60~ 70~ 80~ 90~ 100~ 110~ 120~

*33*

四柳
「サイル...?」

たくっちスノー
「うん、サイキックゲーマーのサイル・ヤエルージュ、ヤエさんっていううちの知り合いを元にしたマガイモノなんだ」

四柳
「超能力者の知り合いってなんだ...」

たくっちスノー
「ま、まぁ!自分にも色々あったわけよ!」

サイル
「この方は?」

たくっちスノー
「桜井四柳さん」

四柳
「もう桜井じゃない、今は祖父江だ」

たくっちスノー
「ああごめんごめん...で、この四柳さんは僕の管理するリアルワールドでは一番のゲーマーなんだ」

サイル
「へー」

四柳
「そいつは強いのか?」

たくっちスノー
「四柳さんほどじゃないけど、マガイモノ王国では負け知らずだよ」

四柳
「ほう...」

サイル
「...」

たくっちスノー
「じゃあ任務の話に戻るけど、復活した敵の話は聞いている?」

四柳
「ああ、それもある程度は」

たくっちスノー
「実はexe達の居る世界とは別の所に似たような反応があった...でもあいつらはワープさせちゃったからそこにはいけないと思う」

四柳
「そこで俺達か...その場所とは?」

たくっちスノー
「『ドンキーコング』の世界だよ、任天堂世界でもマリオに並んで歴史のある所」

四柳
「いわばもう1つのスタート地点か...よし、すぐに向かおう」

サイル
「たくっちスノー様」

たくっちスノー
「分かってるよ...開け、パンドラの門!!」

たくっちスノーは四柳達の目の前に渦を形成する

サイル
「では、行ってきます...」

たくっちスノー
「頑張ってねサイル」

四柳
「後は任せろ」

...

たくっちスノー
「さて、自分もexe達の居所を調べないとな!」

そして、ドンキーコングの世界は既に何かが狂い始め...


「ん?あれ、どこいったんだ?」

彼はこの世界に無数にあるジャングルの1つに住む王者『ドンキーコング』

彼は時に海を越え、森を越え...ジャングルの端から端を救ってきた英雄である

ドンキー
「そんなに無くすようなものだったかな?」


「た、大変!大変だよドンキー!」

ある日、ドンキーが家をひっくり返してあるものを探していると、ドンキーの相方であるチンパンジー、ディディーコングが窓を越えてやってくる

ドンキー
「あ、ディディー!俺の王冠知らない?」

ディディー
「それどころじゃないよドンキー、大変なんだ!」

ディディー
「前にドンキーが倒した悪い王者達がまたジャングルで暴れてるんだ!」

ドンキー
「なんだって!?悪い王者って...コンフーコングとか、ブシドーコングとか...あいつらが!?」

32 < 33 > 34