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*53*
ダークミュウツー
「この世に生きる全てのポケモン達よ、反逆の時が来た」
ダークミュウツー
「己の本能を目覚めさせ、憎き人間達に牙を剥くのだ」
リリオ
「奴は一体...?」
彩月
「ミュウツー...人間によって作られたポケモン」
たくっちスノー
「元々ミュウツーが人間に対して逆襲を誓っていたのは知っていたけど...これは一体...!?」
ダークミュウツー
「さぁ、我が力に応えるのだ、ポケモン!達よ!」
ダークミュウツーがオーラを飛ばし、周囲のポケモンに取り込まれていく
彩月
「あいつがダークポケモンを作っていたんだ...」
たくっちスノー
「なんてことを...」
ダークミュウツー
「私やポケモンは人間のエゴに振り回され、辛い思いをしてきた...そんな日々も今日で終わる!」
ダークミュウツー
「今より世界はポケモンの天下となるのだ!!」
たくっちスノー
「あいつ、アニメポケモンの没プロットみたいなことを言って...止めてくれ!!」
リリオ
「言われなくとも...くらえ怪物!」
ダークミュウツー
「サイキックウェェェイブッ!!」
たくっちスノー
「それ違う作品!!」
ダークミュウツーはリリオの魔法を超能力でいなす
リリオ
「くっ...手強いぞ、こいつ」
ダークミュウツー
「闇に染まった我は無敵だ」
たくっちスノー
「やめろミュウツー!!ダークポケモンになったポケモンは心を閉ざし、ただ破壊するだけのマシーンと化してしまうんだぞ!?」
ダークミュウツー
「そんなものは進化の過程に過ぎない」
たくっちスノー
「進化だと...!?」
ダークミュウツー
「幼虫がサナギを迎え蝶になるように、我々ポケモンにも真の姿を迎えるための過程がある、ダークポケモンとはサナギに過ぎない」
ダークミュウツー
「ダークポケモンの先に、ポケモンとしての本当の進化があるのだ!!」
たくっちスノー
「なんだと...!?」
彩月
「闇と一緒に中2臭い思想まで染まってるみたいだね」
音牟
「中2以下の子には言われたくないと思うな~」
ダークミュウツー
「そういうわけだ...お前達人間には消えてもらう!!」
ダークミュウツー
「亜空超兵器!!」
リリオ
「!?」
ダークミュウツーは目の前に大きな爆弾を転送し、大きく引っ張る!!
たくっちスノー
「まずい...音牟!!急いで逃げるんだ!!」
音牟
「わ、分かったよ!!」
リリオ
「おい、押し込むんじゃない」
音牟は時空の渦を形成し、リリオを押し出す
音牟
「さっちゃん、早く!」
彩月
「うん...」
その瞬間であった、世界が途切れ真っ白になり...そこには、時空の渦と音牟とリリオだけが残った
音牟
「.....えっ?」
音牟
「さっちゃん?」
音牟
「さっちゃん!?どこいったの...さっちゃん!!」
たくっちスノー
「そんな...」
たくっちスノー
「ポケモンの世界と彩月さんまでもが...亜空間に..!!」
episode7 END