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スマブラ戦記SPECIAL 暗黒の使者(完結)
作者: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E  (総ページ数: 128ページ)
関連タグ: メイドウィン小説 スマブラ戦記シリーズ 亜空の使者 
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*55*

Sonic.exe
「くっ...少しずつだが、乱れが収まってきている」

たくっちスノー
「本当!?もっと急いだ方がいい?」

Sonic.exe
「あまり無理はするな、それでお前が壊れては元も子もない」

たくっちスノー
「分かっている...君達が無事で...居てくれれば!!」


Sonic.exe
「ティー...」

たくっちスノー
「うりゃあああああ修正率98%!!このままなら...」

Sonic.exe
「...待て!アルマが時空の乱れに入ってしまった、すぐに助けに向か【ブツッ】

たくっちスノー
「切れた...!?ちょ、ちょっとまっ」


【修正率100%】

たくっちスノー
「.....!!」

あまりの衝撃に、背中の触手が崩れ落ちる

たくっちスノー
「そんな...exe、exe!!」


たくっちスノー
「任天堂世界から...exeの反応が消えちゃったよ!!」


たくっちスノー
「誰か...誰か助けて!!exeがぁ...!!」

たくっちスノー
「どこだ...どこにいって...あった!!」


たくっちスノー
「...あれ、時空の遭難者の反応が、二つ...?」


...

Sonic.exe
「...っ」

アルマ
「...」

Sonic.exe
「ここはどこだ...」

exeは一面真っ白な世界へと飛ばされていた

アルマ
「私達は...?」

Sonic.exe
「時空間から外れてしまった...少なくとも任天堂世界では無いだろうな」

アルマ
「あっ、その...ごめんね...」

Sonic.exe
「気にするな、誰が飲まれてもおかしくない状況だった...それに、ティーの奴も同じ事をするだろうと思ったからな」

アルマ
「.....」

Sonic.exe
「まあいい、まずは任天堂世界に戻ることに専念するぞ」

アルマ
「うん...」

...

Sonic.exe
「不思議だ」

アルマ
「どうかしたの?」

Sonic.exe
「初めて来る世界のはずなのに、妙な懐かしさを感じる」

Sonic.exe
「あの胸糞悪い思い出しかない俺の世界がフラッシュバックされていく...」

アルマ
「はぁ」

Sonic.exe
「まぁ、知らない奴にこんなことを言ってもしょうがな...」

「HEY、やっぱりこんなところに居たか!」

Sonic.exe
「ん?」

「おいおい、もう俺の事を忘れたのか?」

突然後ろから、何者かが話しかけてくる


アルマ
「知り合い?」

Sonic.exe
「いいや、この声は聞き覚えがな...!?」



Sonic.exe
「お前...!!」

exeは後ろを向き驚愕する

Sonic.exeに話しかけた男は...背丈こそexeより高いが、sonicそっくりの姿をしていたのだ


Sonic.exe
「本物の...ソニック・ザ・ヘッジホッグ...!?」

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