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＊56＊
...
ソニック
「なるほど、つまりアンタは過去の俺ではなく、俺を元に作られた存在ってワケか」
Sonic.exe
「俺も驚いた...まさか、俺が『過去の存在』を元にして作られていたとは」
アルマ
「時空ではよくあること...」
Sonic.exe
「そうか...なぁソニック、ここはどこなんだ？俺たちは突然ここに...」
ソニック
「ここ？ここは俺の記憶...っていうか、いわゆる過去の世界だ」
Sonic.exe
「過去？」
ソニック
「今まで走り、冒険してきた道がここに収束してる...なんて相棒は言ってたな」
アルマ
「歴史その物...」
Sonic.exe
「なるほど、タイムトラベルみたいなものかよくあるな...しかし何故こんな真っ白なんだ？」
ソニック
「それに関しては...ま、走れば分かるさ、着いてきな！」
そう言うとソニックは目には見えないスピードで走っていった
アルマ
「もう見えなくなった...」
Sonic.exe
「どうやら本質的には俺は奴そっくりに作られたみたいだな...」
アルマ
「追いかけます？」
Sonic.exe
「ああ、しっかり掴まりな」
アルマ
「はい」
アルマはexeに跨がり、音速でソニックの方へと走り抜けていった...
...
そしてピッフィー達は...
ピッフィー
「どこやねんここ...時空間が修正されたのはええが見知らぬ所に来てしもうたわ」
ルイージ
「その上、exeさんとアルマさんが...」
デデデ
「...仕方のないことだデ、まさかこうなるなんて予測出来なかった」
サフィーナ
「我々に出来るのはあいつらの無事を願うことくらい...だな、先を急ぐぞ」
カービィ
「ぽよ...」
ピッフィー
「けどなぁ...あいつおらへんとたくっちスノーに連絡出来へんしどうすっかなぁ」
七夜
「お前メルアド持ってたんじゃねぇのか？」
ピッフィー
「あれもう使えへんみたいなんや、何故か知らんけどな」
ワリオ
「おいおいおい、つまり俺様達はここに遭難したみたいなものじゃないか！！ 」
ルイージ
「全員まとめて時空の遭難者は笑えないよね...」
七夜
「あーーー！誰かいねぇのかよーー！？具体的にはマガイモノでなんか話が通じて俺たちを助けてくれそうな」
「なんだ七夜、こんなところで何を騒いでいる」
ルイージ
「ん？」
七夜達の後ろから、四柳とサイルが時空の渦を抜けてやってくる
四柳
「おお、やっと合流できたか」
七夜
「四柳！！」