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*66*
Sonic.exe
「俺達がいない間に向こうはどうなった?」
たくっちスノー
「音牟、ルイージさん一行、四柳さんとサイルが無事合流したよ」
Sonic.exe
「そうか...俺達も早く脱出せねばな」
アルマ
「はい」
メイドウィン
「で、この世界はどう?」
たくっちスノー
「亜空間は時空とは違うからなぁ...難しいよ、どんどん広がっていくから解析が...」
彩月
「それ、やるだけ無駄じゃないの?」
たくっちスノー
「んーそうかなぁ...」
たくっちスノー
「でも黒影居るからなぁ...本当に無駄なのかもしれない」
ナチュレ
「あやつは本当に無茶苦茶...」
メイドウィン
「そんなにか?」
たくっちスノー
「自覚してくれないと困るんですけど...」
Sonic.exe
「そんなになのか?聞いたことはないが」
メイドウィン
「そうっぽいよ」
たくっちスノー
「そうか、exeにはあまり詳しく話してなかったか...」
Sonic.exe
「俺は田所と違って監理局には属していないからな...実際凄いのか?彼は」
たくっちスノー
「そりゃもう凄いんだよ、マジでリアルなろう主人公なんだよ」
メイドウィン
「そこまでじゃねーって、俺一途だし」
たくっちスノー
「そういう意味じゃなくて...あっ」
Sonic.exe
「どうした?」
たくっちスノー
「ねぇねぇexe、君から見て東側の...そう、そっちの壁、ちょっと引っ張ってくれないかな?」
Sonic.exe
「ん?これか」
exeが壁を掴むと、何か引っ張れるような感触がした
Sonic.exe
「引っ張れそうだ」
たくっちスノー
「どうやら不安定さゆえに空間が脆い部分があるみたいだ、そこを千切って時空間へと脱出してくれ!」
ソニック
「ナイスだ!引っ張るぞ相棒!」
Sonic.exe
「よし、ハアアアアアア!!」
彩月
「そんなことできるの?」
ナチュレ
「時空に不可能の三文字は無いぞ」
アルマ
「出たとしても、帰ってこれるか...また乱れが出来て..」
たくっちスノー
「時間はかかると思うけど、ちゃんと責任を取って皆の居るところに送るから!」
Sonic.exe
「くっ...さっきから引っ張ってるが全然千切れん!!」
ソニック
「まるでガムみたいだ!!」
たくっちスノー
「父さん」
メイドウィン
「分かった」グイッ
ブチイイイイッ
メイドウィンが引っ張られた空間を軽く引っ張ると、容易く壁が剥がれ、巨大な穴が開いた
メイドウィン
「あれ?言うほどでもなかったな」
たくっちスノー
「な?分かるでしょ」
Sonic.exe
「ああ...お前、こんなヤツの代わりを探しているのかよ...」