完結小説図書館

<< 小説一覧に戻る

スマブラ戦記SPECIAL 暗黒の使者(完結)
作者: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E  (総ページ数: 128ページ)
関連タグ: メイドウィン小説 スマブラ戦記シリーズ 亜空の使者 
 >>「紹介文/目次」の表示ON/OFFはこちらをクリック

10~ 20~ 30~ 40~ 50~ 60~ 70~ 80~ 90~ 100~ 110~ 120~

*94*

彩月
「さて、後はどうやってここから出るかだけど」

リリオ
「ああ...そういえばその問題があったか」

彩月
「別にあいつを倒したら道が開かれるとかそういうことは言ってなかったからね」

音牟
「負けることを想定してそうだねぇ」

彩月
「えーと...確か前は脆いところを破壊して脱出したから...」

リリオ
「脆いところなんて探すのは無駄だ」

彩月
「じゃ、作ろっか...ボムキングを沢山召喚し...」

音牟
「あああああ待って待って!おねむがなんとかするから、爆弾はダメだよぉ爆弾は」

彩月
「な、なんで?」

音牟
「ここ密室だからもし失敗したら排気ガスでまとめて中毒死しちゃうよぉ」

彩月
「あっ、そうだった...ごめんなさいねむ姉」

彩月
「でもどうするの?ねむ姉の任天堂戦士の能力って花を咲かせる事しか出来ないんじゃ...」

音牟
「まあね...でも、花が咲くには地面の根っこから栄養分をとることが必要だよね?ちょっと離れてて」

音牟は中心に巨大な花を咲かせる

音牟
「ここから穴を掘って進むよぉ」

彩月
「流石ねむ姉!」

リリオ
「まさか手探りで掘るというのか!?」

音牟
「そんなに言うなら魔法でドリルでも出してよ」

リリオ
「...そんなことをしなくても、魔法で穴を開けてやる」

音牟
「そうそうそれでいいんだよぉ」

彩月
「あのー...ずっと気になってたんですけど、ねむ姉と貴方って一体どんな関係なんです?」

リリオ
「こいつは世界の癌だ、怠けを知らぬ私の世界に無駄を教え込んだ」

音牟
「ようするに音牟からみて変だなぁと思ったことを指摘しただけなんだ」

彩月
「だらけることを教えたってことか、ねむ姉らしい」

彩月
「で、ねむ姉が来る前はどんな世界だったの?」

リリオ
「全てが魔法によって効率化され短縮化された無駄のない世界...」

音牟
「あいつの世界ねぇ、一日がたったの5時間しかないんだよ?」

リリオ
「やることは大体五時間で終わるからな」

彩月
「えっ...じゃあ、地球の一日だけでリリオさんの世界は4日半は経ってるわけですか」

音牟
「面白いでしょ~、帰ったらもっと紹介してあげるねぇ」

彩月
「まず、どうやってそんなことを調べたのかを...」

...

Sonic.exe
「よし、道が見えた!」

リンクル
「あっ、さっきの!」

ナチュレ
「exeか!」

クロノス
「そっちも無事だったみたいだね」

ルイージ
「ソニックさん、そっちは?」

Sonic.exe
「お前達か、無事で何よりだ」

END


93 < 94 > 95